最強ゾイド開発史の事

小ネタです。

兵器とは自国特有の傾向・特徴があります。
一方で敵国の兵器の影響を常に受けるものでもあります。
つまり自国特有の傾向・特徴を保ちつつも敵国の要素が入ったものになるという事です。

はてこれを意識するとふと思いつきました。
共和国と帝国、両軍の超巨大ゾイドの傾向です。

当初は共和国軍はゴジュラスという決して生産性の良いとは言えない・しかしとにかく強い機体を有していました。
それに対抗した帝国軍のアイアンコングは生産性がこのクラスとしては高い機体でした。

はたして両ゾイドの決戦はゴジュラスの辛勝に終わった。
この戦いはその後の超巨大ゾイドの設計に大きな影響を与えたと思います。

共和国にしてみれば、短期間でこれだけの数を生産したアイアンコングを凄く恐れたでしょう。
ゴジュラス並みの交戦力を持ちつつ生産性にも配慮した仕様。
巨大ゾイドでこのような仕様が可能だったとは!?

その後に出た超巨大ゾイドはある程度は生産性に配慮されていると思います。
ウルトラザウルスとマッドサンダーですが、生産性はもちろん高いとは言い難いでしょうがデスザウラーよりは随分良いと思います。
イメージ的な問題でもあるんですが、両機のモチーフとなった生物は草食恐竜です。
草食恐竜は群れを作る。両野生体の生息数はゴジュラスやデスザウラー野生体よりも多いと思う。肉食動物は常に少ないものです。
ウルトラザウルスやマッドサンダー野生体生息数という意味では生産性が高いと思います。

※ただしウルトラザウルスやマッドサンダー野生体は種としては数が多い一方で、よほど成熟した個体しか戦闘用に改造できないとも思います。
 そうした意味では、野生体が豊富だからイケるという単純な図式ではない。
 しかしそれでもティラノサウルス型野生体よりは作りやすいと思います。

帝国軍の場合は逆に、自信満々だったコングが敗北した。
その後もコングは善戦しつつも攻め切ることができなかった…という意味でゴジュラスを更に恐れたと思います。

それがもうとにかく生産性は度外視だが圧倒的に強力・コイツさえいれば敵に数があろうが関係ないデスザウラーというゾイドに繋がっているのかも…と思いました。

さてデスザウラーに衝撃を受けた共和国軍。更に後にギル・ベイダーの衝撃も凄かった。
まさしく少数だが戦況を大きく変えたこれらの機体。
そして次に共和国軍が開発した新型最強ゾイドはティラノサウルス型…すなわち生産性を考慮しない代わりに単機ではこれ以上ない程強力なキングゴジュラスであった。

開発の裏にはこんな事情があるのかもしれませんねぇ。
そんな事を思いました。
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コメント

非公開コメント

No title

共和国は海族の影響でしょうか、ウルトラやマッドは艦船のイメージが映し出されている気がします
対してデスザウラーは超大型戦車という雰囲気を感じました
ふと思ったのですが、コングは生産性やコストはゴジュラスよりも良好に感じますが、整備性や維持費は電子部品やミサイル、装甲で割高のイメージがありました
対してゴジュラスは野生体の捕獲こそ難しいですが、一度作れば生命力高いから大破しても復旧可能だったり、手荒に使っても性能を維持できるイメージや、砲弾代が安いイメージが持たれます
現実のような短期決戦的な紛争ならばコングが有利でしょうが、数年単位の戦争ならばギルやデスが登場するような超技術革新が発生しない限りは軍維持コストでゴジュラスが有利だと考えます

対得意技

生産性にも影響はあったと思いますが、敵ゾイドの得意技が超巨大ゾイドの生産に結び付いているとも感じました。
すなわち共和国軍は「コングは数十キロ先からミサイルで攻撃してくる。しかもゴジュラスにも大ダメージを与える威力がある。こちらも遠くから攻撃できる砲撃力が必要だ」と考えてウルトラザウルスの開発に着手したと考えます。
一方帝国軍は「あれだけの犠牲を出しながらコングを撤退させるとはゴジュラスの格闘性能と耐久力は恐ろしい。ゴジュラスをまとめて相手できるゾイドが必要だ」と考えてデスザウラーの開発に着手したのではないかと思いました。

最後に帝国軍は旗艦を担うゾイドを開発しませんでしたが、やはりこれは国力の違いでしょうか?コングやレッドホーンでは小隊を率いる程度でしょうし。

No title

後にダイナス帝国が発掘したゴジュラスのコアを用いてG2レックスを作りましたが、ゴジュラスを含む恐竜型ゾイドを捨てたビース共和国への当てつけでしょうか?
もっとも帝国も哺乳類型ゾイドを捨てましたから、シナリオが続けば共和国もセイバータイガーやアイアンコングで反撃したのかもしれません。

No title

ウルトラやマッドの野生体は個体数が多かった、という考察は食物連鎖のピラミッドから考えると納得です。草食動物の個体数が多いから肉食動物を維持できるわけですしね。面白いです。

とはいえ、あんな巨体がわらわら生息している(大災害以前)この惑星はどこまで懐が深いのかと、考えずにはいられません。

No title

最強ではないけれどもディバイソンもデスザウラーにあらがうため影響受けたゾイドですね
撃破こそできぬとも痛撃を与えるため極端な装備とコンセプトでデスザウラーに突進してたんですからねぇ・・・
マッドサンダーが完成したのだからディバイソンの需要減は必然的だったのかもしれません
なんせデスザウラーにあらがうための極端な装備故とりわけ高速ゾイドとの戦闘を考慮していなかったためグレートサーベルをはじめのちのガルタイガーやジークドーベルなどに不覚をとるケースが目立つようになったのかも・・・
かといって対デスザラー用としては力不足はいなめず・・・
マンモスとおんなじでパワーはゴジュラス並みダッタケドアップグレードされなかった悲しい機体だったのかも;;

ディバイソンで小隊組めば17連突撃砲を全方位に展開できるから強いんじゃ!?って仕事中思ったのですがどうでしょう?

No title

草食動物が肉食動物に比べて個体数が多いという事は野生体で食う食われるの関係があったんですかね…。
そうなるとデスザウラーがマッドサンダーを初めて見た時、いつもエサにしてる奴じゃんあれ何でこんな強いの?ぎゃああああああみたいなこともあったかも…。
いやデスとマッドは生息地が違うかもしれませんがどちらにせよマッドの野生体を捕食する野生体がいたと考えられるわけですからそれがキンゴジュの野生体だったりするんでしょうかね…。

No title

>神楽歌さん
アイアンコングは維持費は高いでしょうね。
ミサイルだからいちど撃つだけでもかなりの費用がかかるでしょう。
ゴジュラスとは比べ物にならないと思います。
センサー類も高度な分、整備に手間を要しそうなイメージがありますね。
ゴジュラスは何ていうか、荒っぽい操縦で大雑把な整備でも割と大丈夫そうなイメージがあります(定期的に大掛かりなチェックと入念な整備をする程度)。
あとはゴルドスなどとの互換性が高いのも良いですね。
コングは新世紀時に電池フタ部分の形状が独自になりました。かつてはレッドホーンと同じ形状だったのに。
という事は整備性が更に低下しているとも思います。スペックは向上したと思いますが、このような負の部分もあったかもしれませんね。

>YHさん
能力も大いに影響を与えているでしょうね。
巨大ゾイドの開発に大きな時間がかかるとすれば、ウルトラザウルスはスーパーレッドホーン。デスザウラーはスーパーゴジュラスに位置づけられると思います。

帝国軍の旗艦ゾイドはディメトロドンとレッドホーンないしアイアンコングが共同で行うものと思います。

>No Nameさん
ネオブロックスの時代はかなり後年ですが、どの程度ヘリック共和国やゼネバス帝国の時代の情報が残っているのでしょうね。
それなりに残っているとすればそのような事情もあったかもしれませんね。

そういえば、LBゾイドは両軍で運用されているんでしょうかねえ。

>A-10さん
野生体は草食型が多いと思います。
群れを形成するマッドサンダー野生体とか…、見てみたいような恐ろしいような。
野生ゾイド群生地ではそのような光景が広がっていたのでしょうね。
何とかこの後に回復してほしいものです。
そして第三のバトストシリーズを…!

>w15さん
ディバイソンは応急的な対デスザウラー用ゾイドとして見事に目的を達したので、その後の戦歴でとやかく言うのは本来は筋違いでもありますね。。。
良い部分もどんどん見つけていきたいです。
同時に今後のアップデートにも期待したいところ。

陣を組んで死角をなくすのは良い方法ですね。
ただし常に数機のディバイソンが固まって動くというのは弱点にもなると思います。
動きは必然的に遅くなるし、的としては的が大きくなる分狙いやすくなるので。
と考えればやはり浅海式の砲を装備するほうが良いと思います。

>しめじさん
「野生体としての強さ」は考えてみたいですね。
トリケラトプスによる傷をもったティラノサウルスなんていうのも発見されているそうで。
マッド野生体ならあるいはデスザウラー野生体と同格かそれに近い力関係だったかも。
生息域が同じかどうかは分かりませんが。

しかし野生体としての力関係がイコール戦闘ゾイドの力関係ではない。それこそが設計技術の差であり開発者が努力する部分なのでしょうね。
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