シールドライガー極初期試作機

線画化していない抜けが無いかなーと各種資料チェックしていたら、月刊ゾイドグラフィックスに開発中のスケッチが幾つか掲載されている事に気付いた。
月刊ゾイドグラフィックスvol.1ゴドスの付録冊子にはシールドライガーの開発中のスケッチが幾つか掲載されています。
という事で、その状態も開発中の試作機と解釈して再現する事にしました。

最初期状態

顔がほとんどサーベルタイガーそのまんまですね。
後部にライオン的な装甲を付けていますが。

サーベルタイガーをコピー改良したのがシールドライガーなので、最初期はこんな感じだったのでしょうね。

脚部装甲も違う。脇腹の装甲もない。
ちなみにゾイグラに掲載されているスケッチはコチラ。


なんか、背中に懲罰席を設けようとしている気がするのだけど・・・・・・・・。

あと、脚部装甲は上に開く感じになっている気がする。
シールドライガーは各部が「展開」する手動ギミックがウリですが、この事は初期から考えられていたのでしょう。
動く場所は変わったものの。

私はこの段階だと後脚に二連の排気口っぽいデザインがあるのが好きです。共和国らしい気がする。
これが洗練されて完成形に発展したと思うと開発史が興味深く感じられるなあ。

頭部を中心に仕上がりのデザインとはずいぶん違いますが、パイプが密集した感じといいボディはこの段階でかなり完成度が高いと思います。
ボディは「サーベルタイガーから装甲をひんむいた」「出力向上のために極太パイプを通した」「冷却や重量の問題を解決するべく装甲は付けられずむき出しのままになった」のだと推測。


色の資料はないので完成形と似た感じにしました。
テスト機っぽいカラーとかゴジュラスっぽいカラーとか色々試したのですが、やっぱりこれがしっくり来た。

試作機2

月刊ゾイグラvol.1冊子には他にもシールドライガー開発中スケッチが多く載っています。
特に頭部デザインの遍歴が多く載っているので興味深い。

コチラはサーベルタイガーのイメージを色濃く残しつつも、キャノピーがついて共和国機らしくなっています。
あと、脇腹に装甲が足されたようなスケッチ、背中の機銃が変更されたスケッチもあったのでその要素も足しています。

鼻先のデザインがゴジュラスにやや近いのが興味深い。


やや不格好ですが、最初の状態に比べれば共和国機らしくなり完成形に近づいたかな?

試作機3

キャノピー形状が完成形に近づいた。
高速戦闘をする場合はこのような鼻先までキャノピーが伸びた形状の方が都合が良かったのだろうか?



今回は三つの形状を描きましたが、月刊ゾイグラvol.1冊子の掲載情報はこんな感じ。

最初に再現した最初期状態は全身が載っていますが、その他は「部分のスケッチが多数」という構成です。
今回再現した三つの状態は、これらのスケッチを見つつ開発経緯を想像して三形状を描いたという感じです。

それにしても月刊ゾイグラは良い資料でした。
こういう開発中のスケッチは大好物。掲載された他にもあると思うので全部みたいなあ。
そういう本が出れば良いのですが。

さて、他の機種にもこうしたスケッチが幾つかが載っているので、それらも順次再現していきたいな。
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コメント

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No title

初期の案だと頭部とタテガミが独立しているように見えますね。
これはこれで実際のライオンと構造が近いかも(タテガミ外したらメスライガーになるとか)。
そういえばあまり関係ないですが、ワイツタイガーのデザイン案の中に、タイガーの封印外装をライオン型にする案があったそうです。ただ設定的には「虎のコアがライオンに首を垂れることを良しとしなかった」とかで採用には至らなかったみたいですね。

No title

懲罰席は後に空力の都合上収納するため撤去されたってところでしょうか…?
この構想をコマンドウルフがビークルで受け継いだのは面白いですね
偵察をコマンドウルフが担当することによりシールドライガーの高性能化が求められたのかも

No title

こうして開発中のスケッチを試作段階の機体と解釈するのは面白いですね。

線画の方を見ますと、
最初期状態はボディはシールドライガーの原型が見える一方で、頭部はまだ未完成なので鹵獲サーベルタイガーのもので代用している(タテガミは完成後を踏まえたカウル?)状態で、
その後は完成形に向けてブラッシュアップを重ね、
頭部もシールドライガーのオリジナルヘッドに徐々に近付いている様に感じますし、
如何にサーベルタイガーとシールドライガーの差別化に苦心したかが伺えます。

また、今回の線画を見ていますと、頭部や機体の一部をアレンジしたゾイドサーガ2やサイバードライブゾイドに登場するゲームオリジナルゾイド(ライガーエアロやプロトセイバーなど)は、
実はこうした開発中のスケッチを参考にして(あるいはキットからの逆算によるアレンジで)生まれたのではないかと思いました。

No title

>A-10さん
初期案はサーベルタイガーの頭にタテガミユニットを付けた感じがしますね。

私はライガーゼロが素体がメス的な、CAS各種はオス的なイメージがあります。
この初期案もそのようになっているのが面白いですね

ワイツタイガー秘話は面白いですね。けっきょくウルフになったのですが…。
そういえばネオブロックスでもライオンとジャガーを切り替え可能な機体が居ましたね。
あれは性能が低下したりするんだろうか?
ブロックス技術だから大丈夫なのだろうか。

>W15さん
懲罰席はコマンドウルフが引き継いでいるのが面白いですよねー。
コマンドウルフは200km/hで走るだけじゃなくて上下運動もするわけだから、もしかするとサラマンダーの背中よりヤバいかもしれませんね。
独立飛行できるのが唯一の救いですが、エネルギータンクがないように見えるし重い砲身を二個付けているので飛びまくれるわけでもなさそうなのがやっぱり悲しいです。

>ラウルさん
初期状態の「サーベルやん!」なものも開発現場を想像すると面白いですよね。

初期案のタテガミは空力に配慮したカウルだと思います。
開発に際しては、出力向上の他にも徹底して速度向上の為の措置がとられたはずです。
内部は出力向上(極太パイプ使用)で達成した。
外部には何かできないか。そうだ形状だ。
空力に配慮するプランは当初からあったのでしょうね。
そこから更に洗練されたのがキットの形状だと思います。

ゲームの各機も面白いですよね。
開発中のスケッチと妙にかぶるイメージもあったりして、いずれはゲームの機も含めたもっと大きな開発をイメージしたい所ですね。
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