グスタフ改造①

さてグスタフを改造しますと言ったので現状の報告です。
進行状況をつどつど報告していければ良いなと思っています。

さて、改造前のグスタフはこんな感じ。

ムンベイグスタフを塗っています。

当時、まさかグスタフが再販されるとはなぁトミーやるじゃん! と喜んでいたんですが、色はやっぱり灰色がいいなぁと思って塗ったのでした。
塗料は水性アクリル塗料です。ゾイドが使用を推奨している種類の塗料ですね。


当時としては割とキレイに塗れていて旧大戦共和国仕様をよく再現していると思います。
が、やはり当時としては。
塗膜がかなり厚ぼったい。特に灰色で塗ったところが分厚い。色合いも微妙に違う。
これは鮮やかな赤パーツの上に薄い灰色を塗っているから、下地が透けないように何度も塗りを重ねた結果ですね。
当時は下地にサフを吹くとかそんなこと全然知らなかったし。

…ただ余談ですが、私は厚ぼった塗膜はそれはそれで良いと思っていたりもします。
工場で完成した直後の新品ならキレイな塗装だろうけど、「現場で酷使されて塗装がはげる→現場で塗りなおす」ことを繰り返せば、汚くなったり色合いが多少変わったり塗膜が厚ぼったくなったりもするでしょう。
そういう機体なんだと思えばこれはこれで。

・・・ただし今回はこのグスタフを改造します。
その際はレッドスカベンジャー風(銀・赤)に塗ろうかなーと計画しています。
なので現状の塗装は残念ながらいったん剥がす必要があります。

余談その2ですが、グスタフはいいゾイドですよねー。どんどん好きが増してきています。
世界観がグッと深みを増した。
そして色んなカラーが似合うと思います。
ああグスタフ、たくさん予備を買っておけばよかった。

・共和国カラーはやっぱり基本だなと思うし、
・レッドスカベンジャーも良いし、
・黒・赤のアイアンコングカラーにしても似合いそうだし、
・赤・黒のレッドホーンカラーにしても似合いそうだし、
・黒・銀の暗黒軍カラーにしても似合いそう。
・もちろんムンベイグスタフも良い。
Dスタのはそこそこそストックしているんですが、本家もやっぱり欲しいなあ!

まぁ、この話はキリが無いのでこれくらいにしよう。

さて水性アクリル塗料の塗装を落とすには、塩素系漂白剤を使います。
パーツをばらしてフタ付きの箱に入れ、塩素系漂白剤を用意します。


私はキッチン用のブリーチを使っています。理由は安いからです。1本600mlが薬局で60円くらいで買えます。

さてパーツを入れた箱にブリーチを注ぐ……。


「パーツは大丈夫なの?」と言われそうですが基本的には大丈夫です。
ブリーチの表記を見れば「使用できるもの:プラスチック」と書いてあります。
というか、キッチン用ブリーチはプラスチックまな板の漂白にも使用できるのでプラスチックが大丈夫なのは当然でもあります。

※ただし一切希釈しない原液をドバドバ注いでいる事、そこそこ長時間漬けることから絶対に大丈夫とは断言しかねます。
 同じようにする方がいらっしゃれば自己責任でお願いします。



フタを閉めてそのまま放置します。


ちなみにフタ付きという事を強調したのは、これがないと部屋中が塩素臭くなるからです。

私は半日くらい漬けています。厳密に「この時間が最適!」というものがあるわけではありません。
私は「出勤前にブリーチを注ぐ・帰ってきてから取り出す」くらいの作業をしているのでこの時間になっているというだけです。


半日経過した状態。液の中で塗料が剥がれているのが分かると思います。
剥がれた塗料が下にあるパーツに積もっています。
ブリーチは安いのに超強力ないいコです。


パーツを取り出します。(ブリーチの液はこの段階で捨てます)
塩素系漂白剤に直接触れると肌が荒れます。必ずビニール手袋などをして作業しましょう。
肌荒れを抜きにしても溶けた塗料でパーツ表面はベトベトです。素手で触ると指が汚れて後の作業に支障をきたします。

また漂白剤なので作業時には回りに飛び散らないように気をつけましょう。
特に服にかかったら確実に色落ちするので大変です。汚れてもいい作業着でやった方が無難だと思います。

次に、パーツをぬるま湯に入れて洗います。水でも構いませんが、ぬるま湯の方がより良いでしょう。


ぬるま湯に漬けてパーツを泳がせれば、あらかたの汚れはそれで落ちます。
ブリーチ脅威の洗浄力が分かると思います。

ぬるま湯で洗う→湯を捨てる→新しいぬるま湯で洗う
これを何度か繰り返します。


するとこんな感じ。
そして……、


ここまでで95%くらいはキレイになっているんですが、ディティールの奥に詰まった塗料なんかは頑固にこびり付いていたりします。
そこは歯ブラシでかきだします。
私はこの段階では中性洗剤で泡立てながら作業します。
これで全体がキレイになります。




こうして洗浄したものがコチラ。
いやー、キレイになりました。
あとは乾かせばOKです。

ちなみに、乾いた後にもう一度パーツをチェックしましょう。
この洗浄で99%はキレイになっていると思いますが、ディティールの複雑なゾイドなのでどうしても磨き残しは発生しがちです。
磨き残しが発生しているパーツがあれば、もういちどブリーチに漬けて二周目の洗浄をしましょう。
こうして細かいミスまで補えば、新品同様とは言いませんがかなりキレイな状態にまで復活します。

ちなみにこのグスタフを塗ったのは2000年です。そして塗装を落としたのは2017年。
実に17年も経ってから塗装を落としたのにこのキレイさ。
その効果の高さが分かると思います。

…ただし!
何が原因かは分かりませんが、極めて稀ですが、染み込んでとれない汚れが発生している場合もあります。


グスタフのパネル。これだけは何故か塗料が染み込んでこれ以上はとれませんでした。
なんでだろう?
理由は分かりませんが、そういう事もあるのでしょう。そういう場合は表面を薄く削るなどするしかないと思います。
かなり大変な作業ですが…。

ちなみに、けっこう多くのゾイドで同じことを試しました。その中で汚れがとれない問題が発生したのは今のところグスタフのパネルだけです。
このパネルだけ何か特別な事がされているのだろうか…?
うーん、分からない。

まぁ、極めて稀にこんな事が起こる可能性はありつつも、基本的には凄く使い勝手の良い塗装ひっぺがし術だと思います。

水性アクリル塗料にのみ使える技ですが、私はよく使っています。
ジャンクで塗装済みゾイドを買う際にも、塗料が水性アクリル塗料だったらこの方法で落とすことができます。

さて次はいったん組みます。
グスタフのパネルは残念でしたが、まぁ結局のところまた塗るわけだしいいかな。

組んでみた模様はまた別記事にします。

ところで、グスタフと言えばもう一つ厄介な問題がありますね。それはもう塗装以上に問題な事が。
それはタイヤのゴムの劣化です。
この問題にも向き合っていかねばならない…。
うーん、どうしようかな。

ということで続きます。
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コメント

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No title

グスタフのパネルは艶消し状に成型されていたような気がします
艶消しと言うのは表面が凸凹になっておりまして
塗料がそこへ浸潤してしまうとちょっとやそっとでは落ちなくなります
微細な擦り傷も同様です
それか塗料は溶剤で素材を僅かに溶かして定着しますが
パネルだけ溶解度が高くて顔料が深く食い込んでるとか…

No title

なんかパネルがカビてるみたいに見えますね…
しかし見方を帰れば油汚れとかに見えなくもないです
渋みがありますな

グスタフは改造しやすい…というより武器をたんまりつけれるゾイドですね
しかし本体にあれdけ武装できるのに戦闘用ではないという…

No title

トレーラーの色が落ち切らないのは、もしかしたらパーツの素材ではなく塗料に関係しているかもしれませんね。
見た所、黒っぽく塗られていますが、黒に使われている顔料は粒子が細かいのか、墨入れしたりした時にふき取ってもふいた所にうっすら残ってしまった経験が何度かあります。

No title

>NoNameさん
グスタフのパネルはツルツルです。
むしろ一般的にゾイドの表面は梨地になっています。
これは艶消しに見えるようにあえてそうしているそうです。
ですが例外的にグスタフのパネルは極めてフラットにできています。

他の梨地の部分についてはむしろ新品のようになっています。
なので表面の形状の問題ではないと思います。

>w15さん
ウェザリングとして見ればいい感じですな。
一時期、あえて一度真っ黒に塗って粗く洗うという事をしていました。
粗く洗うと奥まった部分は汚いままなので、実際の汚れ方と同じようになるので良い方法でした。
まあ今回は新品同様にする事だったので目的には合致してくれなかったんですが…。

>No Nameさん
塗料は関係ありそうですね。たしかに黒は粒子が細かい印象です。
いちばん塗装が落としやすいのは銀です。明らかに粒子が荒いですね。
でも、黒で塗っても綺麗に落ちるものもあります。
やっぱり法則はなかなか難しいですね。
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