ビッグワンガムの分かってる感は凄い

ビッグワンガムを振り返ってみて、これはやっぱり凄い食玩だよなあと思いました。

こちらはビッグワンガム第一弾の戦艦大和ですが、かなーり良くできています。
模型として良く出来てるというのもあるんですが、遊び心もたっぷりです。
戦艦大和といえば世界最大の主砲。3連装3基の46cm砲!
実は後部にレバーが付いていて、ここを動かすと連動して動くんです。3基とも同時に動きます。

こういうギミックに心躍ります。

この完成度、今の目で見るとマァそんなでもないかな…と思うかもしれません。
でも1978年発売と思えば大ヒットしたのも当然と思える。

ビッグワンガムは手のひらサイズですが、小さいといっても小さすぎない。ミニチュア感と量感を両方味わえる絶妙な大きさをしています。まずこれが上手い。

ギミックも凄くいいんですね。上で書いた通り大和は主砲が動くギミックがある。
なんていうか、子供心とかファン心理をよく分かった作りなんです。
蒸気機関車だと車輪が別パーツになっていて転がして遊べます。またその際に車輪周りのメカニックがちゃんと動くんです。
可変翼を持ったF-14戦闘機は翼の中にギアがあって左右が連動するようになっていた。片方の翼を動かすと反対側の翼も一緒に動くようになってるわけですね。
このように、そのラインナップの魅力は何かを凄くよく理解したギミックを持っているのがビッグワンガムの偉いところです。

子供って精密さももちろん大事だけど、こういうギミックがむしろ大事だったりする。
ビッグワンガムは「そうそう、こういうのが欲しかったんだよ!!」という、そのモデルの魅力を倍加させるギミックが付いています。
1979年には、ビッグワンガムは年間3000万個も売ったらしい。それはこうした部分がよく出来ていたからじゃないかなぁ。


これはゾイドガムでも同じ事が言えます。
超大型ゾイドの場合は、さすがにパーツ数の削減があります。
マッドサンダーやギルベイダーは元々2~3パーツだったのが1パーツ化されてるような部品も多い。
でも「そのゾイドの魅力は何なのか」という部分では決して妥協していません。

ギル・ベイダーは凄く印象的だなーと思うんですが、ビームスマッシャーが別パーツです。
小型スマッシャーの方も別パーツです。なので手動で回せる。
ギルの魅力はビームスマッシャーであるとよく理解しています。



翼…、パーツを削減したいなら真っ先に翼を一体化するはずなんですよね。
ビームスマッシャーを別パーツにすると「上と下でサンドイッチする構造にしなきゃいけない」ので最低でも3パーツになってしまう…。
なににこういう構造にしていることから強いこだわりを感じます。

まあ、ギルはまだ作りやすかったかもしれない。ギルって超大型にしては動く部分が少ない。だからビームスマッシャーを残すという発想は生まれやすい。
ではマッドサンダーは。マッドはそこそこギミックが多い。

マッドサンダーはマグネーザー、ハイパーローリングチャージャー、尻尾の振り、背中の砲の旋回を再現しています。
一方で削除されたのはコックピットハッチの開閉、腹部エンジンの回転、砲の仰角です。
たぶん随分悩んだ上での取捨だったと思います。
でもマッドサンダーと言えば「重防御、マグネーザー、ハイパーローリングチャージャー」の魅力が外せない。
ハッチが開かないけど、それゆえ強固に固められた機体というイメージになっているし、そのうえでマグネーザーとハイパーローリングチャージャーは残っているからやはり良い選択だと思います。


カバヤ、またゾイドにこないかなー。
比較的近年、2010年ごろだったかな? に、ミニアクションゾイドを出してゾイドファンを大いに驚かせました。
あれもいい出来でした。作りもカッチリしてるしさすがカバヤと思いました。

ワイルドの食玩は決して悪い出来ではないものの決定版にはあと一歩という感じがする。
餅は餅屋。ということでハイエンド食玩の始祖であるところのカバヤともういちどタッグを組まないかなあと夢見ています。
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