デスザウラー部隊を撃退せよ

ちょっと出張やら何やらで話題が途切れてしまったんですが、少し前から書いている「ゴジュラスVSデスザウラー」の続きです。
こちらこちらの記事ではゴジュラスMK-IIとデスザウラーの戦いを想像しました。
しかしこれはプロレス的バトルというか、実際の戦場ではあまり起こる事がないような戦いです。
実際の戦場では様々なゾイドが混成している「部隊」がぶつかり合うものでしょう。
今回はそれを想像したいと思います。


さてデスザウラーを先頭にした帝国軍は猛攻した。共和国領土の大半を奪う成果を挙げました。
「失った領土を取り戻したい」
これは共和国軍の切なる願いだった筈です。
その目的の為に、デスザウラーに勝つ事が必要。
これを願うだけでなく実行してしまったのだから共和国軍は凄い。
戦線を崩壊させてもおかしくなかったのに、逆に盛り返すとは。

しかしよくよく考えたら……、「デスザウラー無敵時代において戦線の崩壊を防いだ共和国軍は凄い」と書きましたが、これは異論もあるかもしれない。
デスザウラーが不在なら戦力は明らかに共和国軍が上だからです。


砲撃力は明らかに共和国軍が上。ウルトラザウルス、ゴジュラスMK-IIによる猛射は凄まじい。
レッドホーン、サーベルタイガー、ディメトロドンでは相手にならない。
アイアンコングはゴジュラスMK-IIとなら撃ちあえるでしょう。しかしウルトラザウルスには分が悪すぎる……。

高速部隊も共和国軍の上。シールドライガーとサーベルタイガーはシールドライガーやや優位程度ですが、コマンドウルフとヘルキャットは大きな開きがある。

海軍力は一時期はウオディックで優位に立ったものの、あっさり覆された(対潜ソナーと対潜ホーミング魚雷の開発)。
この辺りの共和国軍の対応力は凄まじい。
逆に帝国にしてみれば、「え、我々革新的なゾイド作ったはずだったんですけど……」ってな所だったでしょうねぇ。

電子戦でも一時期はディメトロドンで優位に立ったものの、ゴルヘックスの登場で互角になってしまう。
ゴルヘックスは中型なので、大型ディメトロドンより運用面でも勝っていたのは大きな強みです。
具体的に言うと中央山脈での戦いににゴルヘックスは参加しているけどディメトロドンは参加した記述がない。
かつてはゲーターとゴルドス。「小型電子ゾイドを運用する帝国と大型電子ゾイドを運用する共和国」だったのに逆転したんだなぁ。
しかも、かつては小型ゆえ性能では劣るが数の多さと運用面で対抗するゲーター。大型ゆえ性能は高いが運用面と数では劣るゴルドス。総合的には互角という感じだった。
それがディメトロドンとゴルヘックスの場合、性能は同じくらいで運用面はゴルヘックスが上回るのだから、これはもう共和国が明らかに優位です。

ただ唯一、空軍力は帝国軍の圧倒です。これはかなりの強みです。レドラー様様でしょう。
共和国軍はプテラスの改良で必死に戦っていたと思われる……。プテラスの発展性は凄まじく、「ステラス」のような魔改造とも言える仕様まで出ています。
しかしもはやプテラスではなぁ。どれだけ改良しようが所詮は付け焼刃でしかない。根本的にレドラーに勝る戦力にはなれない。
レドラーは中央大陸戦争末期まで最強飛行ゾイドの座に在りました。

国力は帝国は常にいっぱいいっぱい。共和国とて国土の大半を失いゲリラ戦をしている状況……とはいえ、それでも底力がある。
首都陥落時にも戦力の大半は無傷で済んでいたから、これも大きな力でした。

総じて言うと、空軍力はともかくその他では帝国軍がかなり不利であるという状況です。総力戦を行えばたちまち負けるでしょう。
こんな状況なのに、デスザウラーがあるだけで共和国軍が劣勢になってしまう。一体このゾイドは何なんだ…と思えてきますね。
この時代は量産されている……とはいえ、レッドホーンやコングに比べれば機数も少ないのに。
やはりこのゾイドは別格という事が改めて分かります。新世紀においてバケモノ具合が強調されたゾイドですが、メカ生体時代にも十分なバケモノですね、、、。


何度も書いていますが、やっぱり反則級の強さだよなぁ…。
防御力は、あのウルトラキャノン砲にさえ耐えます。ちなみにウルトラキャノン砲はコングを2機まとめてバラバラに吹き飛ばす威力があります。

格闘力は、ゴジュラスを片手でブン投げる。ウルトラにのしかかられても振りほどくパワーを持ちます。更に、シールドライガーを捕える俊敏性まで……。

砲撃力は、遠距離砲撃力こそ低いものの(※)、中距離以下ではあらゆるゾイドをかすっただけで完全破壊する荷電粒子砲が使えます。
※荷電粒子砲の射程について
荷電粒子砲は曲射ができないので、惑星の曲面に守られた位置は撃てない。デスザウラーの頭部高さから計算して、最大でも射程は20km以下くらいになるだろう。
また距離が長くなるにつれて粒子が拡散し威力が低下する。その意味でも遠距離では使わない方が賢明と言える。
メカ生体仕様のデスザウラーと砲戦をすれば、射程100kmを誇るウルトラキャノン砲や推定50km以上あるゴジュラスMK-IIの方が[遠距離砲戦]に限れば明らかに優位である。



さてそんなデスザウラーが攻めてきた。どうやって撃退しよう。どうすれば撤退に追い込めるだろう。
私は、「デスザウラー以外を狙ってこれを達成した」と思いました。

偵察機や連絡機は単機で行動する事もあるでしょう。
しかしデスザウラーは例外的な場合を除いてそのような事はない。普通は周囲に味方機を随伴させて「部隊」として行動している筈です。

デスザウラー部隊というと、当初は「デスザウラー、24ゾイド」という構成でした。
共和国首都攻略後は「デスザウラー、ブラキオス、ブラックライモス」の構成で登場する事が多い印象です。
特にブラキオスはカタログでの解説が「デスザウラーひきいる部隊の主力メカ」になっているので、かなりの機数が行動を共にしていたようです。

なぜ当初と占領後に部隊構成が変わったかというと、これは確信的に推測できます。
当初の「デスザウラー、24ゾイド」という構成。
これは、デスザウラーは共和国首都を電撃戦で攻略した。電撃戦は要するには最速で攻略する戦法です。この作戦の為には24ゾイドとの連携が必須であった。
24ゾイドが事前に敵地に潜入して様々な情報を得た。その情報を元にデスザウラーが最良のルートを進んだ。こうしてデスザウラーはあっという間に首都を攻略したのであります。

では首都攻略後は。
こちらは首都奪還にくる共和国軍からの防衛戦をするなど、今までとは違った戦いになります。
「スピード重視で突き進んだ首都攻略」と違い、「長期間ドッシリと腰をすえて戦う」ことは極めて大きな違いです。
長期戦で最も重要になるのは補給。
デスザウラーの支援。短期間で一気に攻め落とす電撃戦の時には24ゾイドでもどうにかなったんでしょうが、長期戦での補給を支えるのは明らかに無理。

ブラキオスはHiユニット級としては交戦力の低いゾイドです……が、その分「輸送力」にはかなり優れます。
余談ですがザットンも輸送用ゾイドでした。これを拡大発展させたのがブラキオスなのでしょう。
更に余談ですが、ワイルドシリーズのグラキオサウルスも輸送力に優れる。パワーとワイドボディを持つ雷竜ゾイドは輸送用に適したカテゴリーなのでしょうね。

直接戦闘では非力なブラキオス。デスザウラー部隊には、これが主力と言われるほど多く配備された。
これは首都占領後の共和国軍の状況をよく表しています。
戦闘はブラックライモスやデスザウラーが行う。ブラックライモスは共和国軍前衛のゴドスやベアファイター……要するにデスザウラーが出張るまでもないような敵を担当。
敵大型クラスはデスザウラーが出張る。
これら戦闘ゾイドが存分に戦えるよう縁の下で支えるのがブラキオスだったのでしょう。

このような部隊構成を考えれば、共和国軍の勝ちのシナリオが見えてきます。
デスザウラーを狙っても撤退させられる確証はない。ウルトラキャノン砲やゴジュラスキャノン砲を数え切れないくらい直撃させてようやく撤退に追い込める位である。その確率は五分ほどか…。
それならば、先にブラックライモスやブラキオスの方を排除してしまおう。
共和国軍はウルトラやゴジュラスMK-IIを使えば遠距離砲戦では優位だから、事前にデスザウラー以外を片付ける事は難しくないはずです。

いかに自身が健在でも、味方機を失い丸裸になってしまえばそれ以上の行動は起こしづらい……。
防衛戦だとまだ良い。荷電粒子砲を温存しつつ敵が近づくのを待っていればそこで勝てる可能性が高い。
でも、新しい支配域を獲得するための「侵攻」では味方機を失うのは手痛い。
デスザウラーは確かに強いけど、一機では出来る事に限りがある。
味方機を失った段階で撤退を検討するでしょう。

おそらく共和国軍はそうやって勝っていたのでしょう。

……さて、もうちょっと続けます。
実はこの記事と同じような内容は問い合わせフォームからも頂いていました。
要はデスザウラーを破壊せずとも他ゾイドを撃ち「部隊として機能しなくなる」ようにすれば良い。
ただし、その問い合わせには以下のようにも書かれていました。

----------
この運用ではゴジュラスMK-IIはただの砲台。
共和国の格闘王の尊厳も威厳も無く、キャノン砲を打ち続けるだけの砲台。
デスザウラーから守り切った。なのに悔し涙が止まらない。

----------

うーん、これはごもっとも。
合理的な作戦を考えれば、今回考えたような作戦は最良です。
ウルトラザウルス、ゴジュラスMK-IIの長距離砲撃で帝国部隊を叩けば良い。
でも心情的には、「ゴジュラスらしい活躍もしてほしい」と思ってしまいますよねぇ。

その辺を更に考えていきたいと思います。
次回記事に続く……。
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コメント

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No title

ゴジュラスMK2は砲台ってのは間違ってないとも言えますし、ある意味当然の帰結とも言えます
これは悪い意味ではなく、唯の火力の高い大砲プラットフォームではなく、自分を守りつつ前進や制圧をこなせる万能砲撃機を帝国からの悪口って表現(帝国のプロパガンダ発言として実際に言われたかもしれないですね)だと思います
忘れがちですが、ゴジュラスMK2に正面切って格闘戦で勝てるのはデスだけです<コングやGサーベルはパイロットの練度や前後の被害、環境の要素でしょうさんがあるだけなので
もしくはレブの人海戦術のような方法もありますが、それこそ砲撃によって蹴散らされてしまいますし、他の共和国軍機の迎撃ラインで迎撃されて近寄れない可能性も大きいです
ゴジュラスに自分から格闘戦を挑むのは自殺行為ですし、帝国も戦闘マニュアルに格闘戦の極力回避をしていたのではと思います
ただ、描写は無かったですが都市基地への突撃制圧時にはゴジュラスとベアファイターが砲撃しながら壁になって突撃したと思ってます<その際に陣地で迎撃火線を引いていた敵をゴジュラスが近づいてクローでつかみ上げて粉砕する図を想像しました

結論として後年のガイロスの対ディバイソン戦術のように対ゴジュラス戦術(勝てる戦いしかするな)があったのも原因だと思いました<帝国にとってデスが無敵の象徴だったように、ゴジュラスも厄介な敵の筆頭だったんでしょうね

追記:少し話が戻りますがデスとゴジュラス、ウルトラの戦力比の数字ですが直接対決だけでなく同じ戦果を上げられるかも考慮してるのかもしれないですね<ゴジュラス(N)が低いのは格闘戦しかできなく撃破効率が悪いためなど

No title

宿敵、デスザウラー戦ですね(苦笑)

本当に、考えれば考える程デスザウラーの強さは際立ってしまいます。デス単体に対しては「犠牲に見合う勝ち方」が全く思い付きません。

それでも、「デスザウラー以外の部隊を攻撃していた」と考えれば、首都は放棄したままなのにも拘らず、他の地域で奪還している部分が有るのにも納得が行きますよね。首都に駐屯する部隊に対しての攻撃だと、首都の被害が甚大になり過ぎるから、近距離戦でデスに対抗出来るマッドの完成までは奪還しなかった。

奪還地域に関しては「デスザウラーの不在地域」に限っていたのか、デスザウラーの集結を防ぐ為に兵站を絶っただけなのかも知れません。どちらにせよ、デスの動きには最大限の注意を払い、「触らぬ神に祟り無し」の状態だったと思えます。

恐らくこの時期は、多くのアイアンコングが中央山脈に配置されていた(平地でのミサイルの優位を捨ててでもコングが行かざるを得なかった)と思われるのも共和国には追い風です。コングとデスの配置を限定させる為に、帝国の支配地域を絶妙に残しつつ防衛と侵攻をしていたと考えると、共和国ってホント優秀ですね。

後はもう、「…ゴジュラス…(涙)」ってだけです。
デスザウラーに対しても何とか意地の一撃を見せて欲しいです(笑)

No title

問い合わせの引用を見て、「これがゾイド乗りとしての誇りというものか……」と、思いました。
機獣新世紀の頃、ウルトラ・ザ・デストロイヤーの1200ミリキャノンを運用する際に、エレナ大統領がハーマン大尉に宛てた手紙の内容ですね。
ゾイド乗りの誇りとしては、どこかに「格闘戦を繰り広げてこそ」という側面があるのかも知れません。

自然界で飛び道具を武器とする生物は、詳しい事は存じ上げませんが、どちらかと言えば少ない方だと思います。
毒液を遠くに噴射して、相手に浴びせかけるだけでも傷を負わせる蛇……みたいなのはいますが、少数派かな? と思います。

とはいえ。
ゾイド乗りの誇りというのも、人間の身勝手なエゴには変わりないのかも知れません。
そもそもが、生物界の掟は弱肉強食ではなく適者生存であるのですから。
肉食動物型のゾイドに乗っているものはそれがゾイドの生き方と合致しているから良いでしょう。
しかし草食生物型のゾイドからすれば、格闘戦を行うこと自体がゾイド乗りの矜持に巻き込まれているという側面もあるかも知れません。
緊急避難的な格闘能力をゾイド乗りの矜持に合わせて常用されるというのは、堪ったものではないでしょう。
草食生物型ゾイドにとっては、格闘も火砲も変わりはないと言えるのではないでしょうか。

これはまさに「ゾイドの叫びが残るだけだ」という話になるのかな。
そんなことを思いました。

No title

言われて確かにデスザウラーそのものを撃破するのは困難でも追従してるゾイドを撃破するのは十分可能だったでしょうね
追従するコングをウルトラがキャノンで吹き飛ばし接近してくるサーベルをゴジュラスやライガーが抑える・・・こうやって工夫して戦ってたのかもしれませんね

まあそれでもデスザウラーの優位性は変わらんのでしょうけど

記事の中にあった砲台と化したゴジュラスの心境は・・・
案外パイロットとのリンクで俺たちはやれるんだ!!敵を撃退できるんだ!!ってなってたかもですがはたして・・・

No title

デスザウラーに関わったゴジュラス達がその勝敗に関わらず生み出した怨念が偶然ある場所に集中しそれが後にキングゴジュラスとなる幼体を産んだのだ。。。
みたいな、GMKゴジラみたいな話。
デスザウラーとゴジュラスは野生体の段階で何かしら因縁でもありそうですけどね。
そう考えると最後の敵がギルザウラーだったのは良采配、、、かもしれない(汗

実際本能のままデスザウラーに格闘戦を仕掛けようとするゴジュラスを必死になだめて射撃戦を続ける或いは弾の補給に戻ると考えた場合、そこでパイロットとの関係に変化が起こりそうだなと。
「え、、、何で?今までならもうツッコませてくれてたじゃん!」的な。
それともデスザウラーに圧されて性根から大人しくなったのだろうか、、、それはそれでもうゴジュラスじゃない。。。

No title

当時はパイロットはもちろんゴジュラス自身も、デスザウラー恐怖症みたいなものを発症していた者も少なくなかったかもしれませんね。新世紀の時代に中央大陸紛争の頃から現役のゴジュラスがいた場合、戦場で再びデスザウラーと遭遇したゴジュラスは恐怖に慄いたかもしれません。どんなに凶暴な獣でも、己より強い相手には頭が上がらない場合がほとんどですし。

ウルトラザウルスは100キロの射程があるそうですが、最大射程で砲撃した場合、どの程度命中率があったのかが気になります。ウルトラキャノン砲が秒速100キロ以上の速度ならともかく、現代戦車並みの秒速1.5キロ程度だった場合、砲弾が到達するまで1分近くかかりますから、鈍足なデスザウラーでも避けられてしまうかもしれません。また、あんまり砲弾の速度を上げすぎれば、今度は荷電粒子砲のように弾道が直線になりますから、曲射もできなくなるでしょう。また、徹甲弾ならあんまり離れすぎると威力も落ちるでしょうし。

No title

こうして考えてみるとブラキオスの重要性が見えてくる気がしますね。

輸送力に優れている事から補給物資の輸送をしているだけでなく、
個人的にソーラージェネレーターによるエネルギーチャージは自身へのエネルギー供給だけでなく、デスザウラーも含む僚機へのエネルギー補給に使っている可能性があると思います。

ガンダムに例えますと、
極端な話、ブラキオスは補給面において疑似も含めたGNドライブ搭載機の様な役割を担っていると思います。

ガンダムOOにおけるGN粒子で動く機体は極端な事を言えば動かす為のGN粒子さえあれば動くので、
劇場版のダブルオーライザーの様にGNドライブが無くてもコンデンサー(粒子貯蔵タンク)にGN粒子をチャージして動く機体もいますし、
ガンダム達の母艦も稼働の為にガンダムからGN粒子を供給して貰っている面があります。

GNドライブはGN粒子をじゃんじゃか生産するので、
ガンダムは機体各部のコンデンサー(あの丸い所など)にGN粒子をどんどん貯蓄しているのですが、
それを母艦の方にも回す事で、母艦がGNフィールドを張ったり粒子兵器が使えたりする様になる訳です。

ただ、時にガンダムがこう言う役割を担うが故に、
アリオスガンダムがネットスラング的に「電池」と呼ばれてしまう悲しい事が発生したりもするんですが・・・。
(ガンダムOO二期の衛星軌道上の大量破壊兵器メメントモリの破壊作戦において、他のガンダムが戦闘や目標の破壊で活躍する中で、アリオスガンダムだけは母艦をトランザムさせる為に格納庫に鎮座していた事とかからこう呼ばれる様になったとか。)

そこから考えると、
ブラキオスのソーラージェネレーターも長期間の作戦行動を行う時以外はこうしてソーラージェネレーターで生産したエネルギーを他機に供給をしていたのではないかと思います。

ゾイド自身がコアから供給されるエネルギーもありますが、
補給の為の設備が整っていない場所でとなると、
ブラキオスはエネルギー供給の助けとして大いに役立ったのではないかと思います。
もちろん、ペイロードを活かしたその他の物資の補給においてもブラキオスは優秀な機体であると思います。

そして、こうしたブラキオスの縁の下の力持ち的な面が露わになってくると、
共和国がデスザウラーではなくこうしたブラキオスなどの随伴しているゾイドを狙う事で戦力を削ぎ、デスザウラーの行動力を奪って撤退に追い込む事は戦略的にも理に適っていると思います。

ただ、これは合理的な戦い方ですし、
共和国にとって最大の脅威たるデスザウラーに「戦わずして勝つ」と言う最小限の消耗で最大限の効果を挙げられる戦法ですが、
ゴジュラスMK-2の運用法としては砲台でしかないのもまた事実であり、
ガンダムがガンキャノンかガンタンクの仕事をやっている様なものです。

補足しますと、ガンダムの中にもキャノンが付いてるガンダム6号機マドロックとか、
アナザー系だとそもそも重火力・砲戦タイプのバスターやヴァーチェなどがいますが、
ここで言う「ガンダム」とは、初代やエクシアなどの様な接近戦タイプのガンダムであり、
今回のゴジュラスMK-2の砲台的運用はそうした接近戦タイプのガンダムにキャノンを載せた上に砲戦専門として扱うような様なモノであり、
得意分野で活躍できないと言う意で、心情的には複雑なものがあるのも確かであると思います。

もちろん、ランチャーストライクやブラストインパルスの様に汎用機の運用の一端として砲戦用装備をするというのはありだと思いますし、
接近戦型の機体に砲戦仕様のカスタムを施すのは戦記であれホビーであれ何であれカッコいいカスタムの一つであると思いますが。

こうして格闘王としてのゴジュラスらしい戦い方とは程遠い砲台としての運用から考えると、
機獣新世紀において驚天動地の巨砲を搭載したウルトラザウルス ザ・デストロイヤーを評して「ゾイド乗りの戦いではない」,「誇りを傷つけるかもしれない」と言うのも納得な気がします。

No title

>デスペラードさん
そう全く間違ってないんです。
でもその合理性と感情は別のところという所ですね。
格闘王ゴジュラスだからその方面でパワフルさを見せて欲しい。
こういう感情はことある毎に「あの頃はな・・・」と語りだす老人みたいな感情かもしれませんが、それだけゴジュラスの初期に見せた豪快な格闘戦の印象が強かったということですね。
なのでデスザウラー相手であっても格闘力を活かした何かが出来ないかという事は理屈ではなく感情でどこまでも思ってしまいます。

>ミドリさん
私は「マッドサンダー後」のデスザウラーの印象が強いので、そこまで強すぎるわけじゃないと長い間思っていました。
が、今になって思うと高すぎる壁ですね。

奪還については仰るとおり偵察を密にして不在の地域にするか、ないし戦う前に無力化していた可能性もありますね。
共和国軍はその辺を徹底していそう。いかにも共和国がやりそうな一手ですね。
まぁ、それでも完全に断つことは難しい。
帝国軍とてデスザウラーの可動は最優先しただろうし、この辺の出撃に至るまでの攻防を想像しても面白そうですね。

>やまさん
自然界で飛び道具・・・というとテッポウウオくらいですかねぇ。
虫を撃墜します。なかなかあっぱれな魚で面白いです。

ゾイド乗りの誇り。
ウルトラについては巨砲を撃つためのゾイドだからあれでいいと思うんですけどね。
別に一帯を汚染する核兵器を使ったわけでもないし。
ただ、やはり「格闘戦をしてこそ」という思いは強くあったのでしょうね。
なんていうか「自らを危険にさらさない戦いは卑怯である」ような思いがあるとすれば感覚として理解はできます。
ただしそれは乗り手の一方的な感情でありゾイドの種別によっては受け入れ難いものでもあるでしょうね。
ウルトラザウルスに言わせれば「俺は巨砲を持つだけの巨体があるんだ。これが誇りなんだ」というものでしょう。

>フューイさん
デスザウラーは速度が低いので、帝国部隊の行軍スピードがそれに併せた形になります。
共和国側にとっては、これもまた攻撃しやすい要因の一つだったでしょうね。
周囲の部隊はキャノン砲であらかた片付くと思うし、その後にシールドや砲弾を撃ち尽くした後のゴジュラスが格闘戦で”仕上げ”をすれば鮮やかな勝利が得られそうですね。

しかし・・・・・、デスザウラーが健在であればこの優位さもたちまちひっくり返されるかもしれない。
恐ろしいゾイドです。

ゴジュラスの中には仰るとおりキャノン砲を撃つ事に喜びを感じた個体もあったかもしれませんね。
緑目の量産型ですし。

>場末の葦さん
あー、その想像は凄く面白いですね!!!
キングゴジュラスなのでやっぱりそんな逸話があったら似合いそうですね!!

ゴジュラス自身が格闘戦に移行したがるかどうか。
これはノーマルや限定型だと確実にそうなると思います。パイロットは…制御が大変そう。
量産型だと「高度に制御されており」更に「闘争本能も先のタイプに比して低め」になっていそうだから、我慢がしやすい感じもします。
ただし深層心理にある戦いたい本能みたいなものはあって・・・、その執念がまたキングゴジュラスに蓄積されていったのかもしれませんね。

>samonさん
確かにゴジュラス自身にも恐怖症が出ていたかもしれませんね。
なまじ今まで格闘王だった事は、一方的に敗れ去る恐怖を寄り鮮明にしたかも…。
新型のコングだって退けた。
500tオーバーのウルトラだって足止めしてみせた。
そんなゴジュラスが大部隊で挑んで全く叶わなかったデスザウラー・・・。

砲撃は100kmで撃つ時はたぶん「敵指令本部」のような動かない目標に対してだと思います。
学年誌で100kmの距離が記されたのも要塞に撃ちこむ時でした。
動く目標に対して100kmから撃つとすれば、それはもう「いくらでも撃てる」という利点を活かしていく方法でしょうね。
着弾観測をして修正を繰り返せばそのうち当たると想像します。
あとは、時間と共に距離が詰まるから徐々に当たりやすくなりますね。

>ラウルさん
地味ですがブラキオスは重要なゾイドですよねー。
なんていうか、帝国軍を縁の下から支えたゾイドなんだろうなー・・・。
弱いゾイドだと思っていましたが、戦略的に非常に重要なゾイドですね。

GNドライブほどの能力はないと思いますが、ワイドボディに物資を満載。更にソーラージェネレーター。
このコンボは同クラス最強ですね。
洋上でもウオディックに補給をしていたんじゃないかなー。
魅力的ですね!

仰られる、ガンダムにハンキャノンやガンタンクの仕事を というくだりはよく分かります。
そうなんですよねぇ。
そう、例に出されている重砲系のガンダムも居るんだけど、そうはいってもやっぱり一丸印象深いガンダムはビームサーベルで切ってるじゃん! っていう感情はありますもんね。
その辺のせめぎ合う気持ちがありますね。
上手く解釈していければいいんですが!
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