36話その1!!!

今日はアニメでした。なんだかいきなり緊迫してきた36話。
今話は情報が盛りだくさんでした。

四天王との激戦になるかと思いきや、その事前の状況がメイン。
しかし! 今話はめちゃくちゃ良かったです!
最も印象に残った回を更新したかも!!

内容が盛りだくさんだったので、今回はまずフリーダム団側の描写について主に感想を書きたいと思います。


道なき道を行くフリーダム団一行。
アラシとワイルドライガーの手配書が出てからというもの、移動は隠密とならざるを得なくなっているようだ。
なるほど、手配書はこんな効果を発揮しているんですね。おそらく気軽に街に立ち寄ったりができなくなったに違いない。

手配書はフリーダム団……アラシを締め上げているようだ。
今後の補給は困難を極めるだろうなぁ。サンラータンにでも頼んで定期的に物資を届けてもらいたいところ(最近出番がないのでそろそろ再登場して欲しいところタン)。

そんな一行だが、デスメタル帝国に反抗するレジスタンス組織と出会う。


レジスタンスのアジトに大歓迎で招かれるフリーダム団一行。
レジスタンスは語る。
デスメタルは既に大陸主要都市の7割を制圧している。各地のレジスタンスは決起しては潰され……という状況であるらしい。
しかし絶望ばかりではなかった。
最近はフリーダム団の活動が広く知れ渡るようになっており、皆を勇気づけていた。
今まで黙っていた者の中にも、デスメタルに勇気をもって反抗・立ち上がるものが出てきているという。
アラシたちフリーダム団の行動は大きな実を結んでいたのだった。

という事で、アラシ達のこれまでの行動が世界を変え始めている。
思えば色んなことがあったフリーダム団の旅ですが、これは実に感慨深いですね。
まあ、そりゃあ四天王を相手に何度も戦い生き残っている。
生き残っているどころか、カンゴクを完全開放したし、火薬の街を機能停止にしたし、薬売りの街を悪徳商売から解放してみせた。
最近ではデスメタルに届けられるはずだった荷物……、新型武器の設計図を奪取したりもしたし。
そりゃぁレジスタンスを大きく勇気づけるわけですな。

しかも「アラシという新参のゾイドハンターがこれだけの成果を挙げた」というのがより高い効果を出しているんでしょうね。
既に伝説の最強チームと名高いシュプリーム団。悪い言い方ですが、これの場合は勝っても「あいつらだから勝てるんだ」となってしまいがち。
でも新参ハンターの活躍を見ればこそ「俺たちだって」と奮い立つ者が出るのでしょう。


さて、そんなわけでレジスタンスの士気は非常に高い。
しかしレジスタンスの活発化は同時に、「強い力があれば良い」「ゾイドをデスメタルを倒す為の道具として見る」という風潮をも生んでしまっていた。
アジトの子供たちもアラシに憧れ、ゾイドを相棒にしたいと言っていたのだが、それはゾイドの強さを欲する事であった。強いゾイドでデスメタルを倒すことを求めるものであった。



アラシはその事に思い悩んでしまう。が、彼なりの見解……「ゾイドとは何か」を子供たちとそれを見守る大人たちにしっかりと伝えたのだった。


今話はとても良かった!
派手な戦闘シーンこそなかったものの、ゾイドとは一体何か。今作のテーマであるところの「相棒か、兵器か」をたいへん深く考えさせられる回でした。

レジスタンス側の感覚もよく分かるんですよね。
・デスメタルは悪である。
・それを打倒する行為は当然ながら正義である。
・正義を貫くには強力な力が必要である。

まさしく正しい。

「力なき正義は無能であり、正義なき力は圧制である。なぜならば、つねに悪人は絶えないから、正義なき力は弾劾される。それゆえ正義と力を結合せねばならない」
これは哲学者パスカルの言葉です。
「正義と力を結合せねばならない」という言葉は正しいと思う。

ラプトールよりワイルドライガーの方が圧倒的に強い。
どんなにやる気があってもラプトール一機で突撃させても挙げられる戦果はたかが知れてる。
ワイルドライガーだと高い戦果を挙げたうえで生還できるだけの能力がある。
だからレジスタンス活動をしている今、強い力を欲している彼らの言い分は正しいのだろう。

でも……、たしかにその通りだけど、ゾイドは生物である。
それを単なる戦力だけで測る事は正しいのだろうか?
そんな風にも思ってしまう。

たしかにゾイドを単なる道具・兵器扱いする事は「デスメタルへの反抗」という視点のみでいえば正解でしょう。
でもそれは、ゾイド側から見れば「自分たちを単なる道具・兵器として徴用する人間がいた」という状況になってしまうわけで。綺麗事を言うわけではないんですが……。
「暴力で各都市を制圧しているデスメタル」「兵器としてゾイドを徴用するレジスタンス」という、立場を変えればどちらも悪であると言えるわけで。
それはなんていうか自分たちのことしか考えていない身勝手さ。傲慢さ。負の連鎖というか……。
もちろんそんな事を言ってられる状況ではない。それもあるんですが……。


今話を見て、私はあぁゾイドワイルドのテーマって凄く重いなと思いました。
アニメ一話の放映前に、「相棒か、兵器か」というコラムを書きました
この時の私は、「兵器というものはそんなに忌むべきものではない」という視点を強く思いながら書いていました。

アニメの「相棒か、兵器か」というテーマを見た時、もし今作が「兵器ってのはダメだ。相棒として扱うべきなんだ」というありがちな回答になったら嫌だなと思っていました。
そんな事はなかった。
「相棒である」その事はとても強く描かれている。その一方で今話のように「力」が必要な状況も強く描く。
だからこそ起こる葛藤を丁寧に描いています。

現在のアニメは、私がコラム中で書いたよりもっともっと深掘りしたテーマになっていて、ものすごくこみ上げるものがありました。
「ゾイドが生物である」それゆえに起こる矛盾、葛藤。そんな側面をどう描いていくか。
大注目したいです。

現在アラシが語っている「ゾイドは夢だ」という見解が正しいとも現時点ではあまり思えていないんですが(「夢だ」という言葉がちょっと抽象的でいまいちピンとこない)、このテーマは引き続き注目していきたいと思います。
とにかく今話は良かったです。


ラストシーンも……。


このテーマはおそらく来週更に深く描かれるでしょう。
正座待機で来週に望みたいと思います。

ということで今回はまずフリーダム団側の感想を書いてみました。
そして!
今話の凄い所はデスメタル側もすんごい良かったという事。
デスメタル側については次回記事で書きたいと思います!
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コメント

非公開コメント

No title

今回の話はとても良かったっですね。
実はここの所、「相棒っていうのはたくさん書いてるけど兵器っていうのはそこまで描いてないなあ」なんてぼんやりと考えていたのですが。
そうしたらやってくれましたよ。本当にいいタイミングで。
しかも武力をふるい他者を虐げるデスメタル側が語るのではなく、それに対抗する側であるはずのレジスタンス側から語るという、素晴らしいことを。

アラシは初期からは考えられないほど成長しましたね。そして、ゾイドは夢と共にあると語りました。そのためにゾイドと共にあるべきだと。
しかしそれは、デスメタル四天王の襲撃によって、すぐさま打ち砕かれました。
その様は「何かを押し通すには力が必要である」という苦い現実を突きつけるものでした。

正直に言うと、こういう話は数話に渡ってやるのかなと、これまでは漠然と思っていたのですが。
一話にその夢の提示と破壊される現実を行うということに驚き、驚嘆しました。
やってくれたな、と。正直に言って今までの流れでゾイドワイルドを舐めてました。
すごいです。

そしてこれは、ワイルドだけに留まらないと思います。
今までのゾイドシリーズに適用しても考えられることであると思うのです。
それがj何を見い出す結果となるのか、非常に楽しみです。

No title

今回の話はとても良かった
ゾイドを相棒と伝えたいアラシ
・・・でも自分も若干兵器っぽく考えてた感

子供達もアラシの説得に相棒と考え始めた矢先の襲撃
子供の一人の
アラシの嘘つき!ゾイドは強くなきゃダメなんだ
に何か胸を打たれた気分になりました

cパートの某ゾイド見て、パイロットが居ないのも気になりましたよね

No title

前回の感想では不満、不安を零してしまいましたが、見事払拭してくれました。

アラシとレジスタンスの子供達との会話を聞いていると、ガンダムSEEDのラクスのセリフを思い出しました。「想いだけでも、力だけでも駄目なのです。」想いだけでは何も出来ず、力だけでは心が荒んでゆくばかり。正に今回の状況だと思います。両者のバランスを取るのは難しいことですが、最近のアラシの成長ぶりを見ると、遠からずそれを体得するだろう、という安心感も覚えています。

さて、タイガー居ましたよ!マークも付いていたし、あのタイガーですよ!
極限解放で損傷あるいはパージした装甲も戻っていたので、間違いなく彼も生きていることでしょう!
漫画版の崖など追撃を断念させるようなものもなかったのにどうやって助かったのか、戦闘が終わったらきっちり話して貰いましょう!
無茶な仇討ちを強行するくらいなのでシュプリーム団の面々は関わっていないと思いますが、やはりサンラータンでしょうか?大穴で第三勢力のスナイプテラが空に攫って行ったなんてことも?

成長したなぁ

36話をyoutubeを見ました

改めて見るとアラシはすっかり成長しました
最初は無茶な事と身勝手な行動をしていたアラシだったが旅を続ける内に段々と成長していき、今はレジスタンスや子供たちの憧れの存在になってきました(これも父イカヅチとベーコンへの影響を与えたのかもしれない)。

フリーダム団もスラッシュゼロのチームブリッツ、ジェネシスのルージ一行同様に有名になりシュプリーム団と並ぶ最強のチームに成長しました(空腹を除いて(笑))。

アラシが心の中でいった仲間を集め、デスメタル帝国に対抗してチームを強化すると言う事はここで遂に実現しました。アラシもいつか近い将来バンやビット、RDにルージのような最強(伝説)のゾイド乗り(ハンター)としてこれからも成長していくのを見守ろう。

現実は厳しい

今回はいい話であると同時に現実の厳しさを思い知らされる回でしたね。
ただ嫌でも戦いに巻き込まれてしまうことをもう少し子供たちに教えてもよかった気もします。アラシもオニギリもその辺はよくわかっているはずですし。

No title

昨日の36話はなかなか会心の出来でしたね!
「相棒か?兵器か?」というテーマにダイレクトに響く内容だけに、このエピソードに辿り着くまでが遅かったというのは残念でしたが・・・

「俺と一緒にアイツをぶっ倒そうぜ」という一言がまさかのブーメランになるというのが非常に考えさせる場面でした。

そして、最初の頃はバカみたいに・・・いや、バカとしか言えなかった猪突猛進のアラシが「子どもたちと話してみる」と言えるだけの成長を見せてくれるとは!いち視聴者というより甥っ子の成長を見守る親戚のオジサンのように、心に響くものがありました。まあ、子どもたちから「アラシさん」と呼ばれる彼の年齢不詳度数も上昇しましたが(笑

さらっと表現されていましたが、デスメタル急襲時のフリーダム団のチームワークも成長点として見所でした。快速機が救援に急行し、中・鈍足機が陣地の防衛という「戦術的機動」にちゃんとなっていましたね。まあ、レジスタンス拠点襲撃がフォアグラということを考えると、アラシ&ペンネ(主人公&ヒロイン)で戻るというのもアリだったかなと思いますが、次回の展開にも絡んでくるので、次をの楽しみに待ちます。

そ、し、て・・・最後!最後!!

Σ(゜Д゜)ファっ!?

ネタじゃなく、文字通り「ファ・・・・・・」ですね(汗
うーん、嬉しい反面、上手く物語をたち回さないと興ざめにもなります。
次回、刮目して待・・・っていいんですよねぇ、制作陣さん?

No title

>やまさん
びっくりしました。めちゃくちゃ良かったですね。
仰るとおり、「デスメタルではなくレジスタンス側がそうなっていた」というのがむちゃむちゃ深いですね。
戦いが普通になっている…ということも。

理想を語りつつ、現実を突きつけることも同時に。
スゲーですね。
次回話に大期待です。

>ぬりさん
アラシはゾイドを相棒として見ている。
でも、その気は全く無かったんだろうけど、どうしても「もしかしてあの時の俺は戦う道具と見ていたのでは…」と考えてしまうんでしょうね。

……どっちかというとその前にクワーガを力で屈服させようとしていた頃を反省してほしい気もしますが(笑

>レイさん
まさに仰るとおりですね。
力と思いが両方無いとダメ。
また破れた時も、どちらか片方だけに視点をあてて否定してはいかんのでしょうね。
続く37話でどう話が進むか。
超楽しみですね。

そしてタイガー!
装甲が戻っていたのは重要ポイントですね。
剥がれた装甲は勝手に戻らないだろうから、誰かが修復したんでしょうね。
誰だろ。
その辺も徐々に明かされるといいですね。

>gdさん
立派に成長しましたね。
まぁ、まだまだ悩むことも多いし完璧ではありませんが、一話時点を比べると格段と言っていいですね。
そして更なる成長を見届けたいですね。

>YHさん
ごもっともです。
状況が状況である。それゆえに「今は」力の方が圧倒的に必要な時期である。
その事をもっと意識するべきではありましたね。
またシュプリーム団の二人も…、そういう意識はなかったのかなあ。
まぁ、ずっと留まって防衛しろというわけではありませんが、その辺のケアも少しあると良いですね。

>ネームレス Mk-II 量産型さん
まさに会心の出来!
非常に心に残る回になっていましたね。

アラシは前半は本当にイライラするくらいのバカでしたが、ホントに随分成長しましたね。
今後も見守りたいです。

フリーダム団の戦力分散は、できればライガーとウルフは分けたかったなーと思ったりも。
最大戦力がこの二人だと思うので、残されたペンネたちにディメパルサーとガブリゲーターを片付けられる力があるだろうか…。
37話がドキドキですね。
もちろんアイツの再登場にも!
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