ヘル・ディガンナー

先日ヘル・ディガンナーのレビューをしましたが、リアルタイム当時の印象では「とんでもなく強ェのが出た」でした。


ウルトラザウルスを襲うシーン。これなんかはデッド・ボーダーのおこぼれをもらってる印象なんですが、


こっちのベアファイター部隊を一方的に撃破してるシーンなんかは単独での戦果。
同クラスだけに強さがいっそう伝わる。

……余談ですが、ベアファイターNEWはかなり強い印象を持っています。
パワーではブラックライモスと並んで同クラス最強レベル。
しかもパワーだけでなく、こやつは速度が200km/hもあるんですよね。
200km/hて、サーベルタイガーと同じやないか!
パワーがあって速度も速い。なんて万能機だ。

まぁ、200km/hで高速機と言えたのは昔の時代。
ベアNEWの時代はグレートサーベルやシールドMK-IIが240km/hだったから、200km/hでは高速機と言うにはちょっと遅めなんですが。
それでもコマンドNEWは210km/hです。これには近い。

余談を重ねますが、「NEW」といえばブラックライモスNEW、ブラキオスEW、コマンドウルフNEW、ベアファイターNEWの四種です。
このうちコマンドNEWはノーマルから10km/hの向上に留まる。しかしその他の三種は20km/hの向上をしているんですよねぇ。
コマンドNEWも20km/h向上の220km/hにしても良かった気はするんですが……。
そんなNEWの四種ですが、いずれも機獣新世紀ゾイドで復活しています。
その際はブラキオスだけがノーマル時(旧タイプ)のスペックで。その他の三種はNEWのスペックで復活しました。
この辺の関係を考えてみても面白そうですね。

ベアに話を戻します。ベアはクマだからなぁ。持久力も高いでしょう。
逆にネコ科は持久力が低そう。持久力は「クマ>イヌ>ネコ」かな?
瞬間的な速度はともかく、下手すれば「長距離を速く走破した方が勝ち」のレースをすればベアが勝つ可能性も?

あと運動性も水準以上でしょう。あとタフさもかなり高そう。なんたってクマだもの。

うーん、強い。
ベアNEWはアロザウラーを超える配備をされ、カノンフォート登場後も主力に据え置かれた(劇中写真から判断)。
それに見合う実力はあったと思います。

さてベアの話はこの辺で。ヘル・ディガンナーに戻ります。
そんなベアNEWを部隊ごとまとめて倒したのだから、ヘル・ディガンナーは恐るべき敵でした。

最高速度130km/hしかないヘルディガンナーがベア部隊内を駆け抜け撃破するのは凄いよなぁ。
ゲリラ戦……、低姿勢を生かして岩に隠れたり砂に潜んだりする。そして砲だけを出して敵を狙い撃つ…!
そんな戦法だったら分かるんですが、思いっきり姿をさらけ出して部隊内を駆け回っている。

レビュー中でも書きましたが、この戦いは先制でパラライザーを放ち敵の力を弱める→そして攻撃という手順だったと思います。


ヘル・ディガンナーで当時から不思議だと思っていたのは戦力比較表の解説文です。

左下の表に注目。
これはカノンフォートとの比較ですが、「機動性の悪いヘル・ディガンナー」とあるんですよね。
悪いんかい。
ベア部隊撃破のシーンの印象があったので割と良好だと思っていた。
比較対象になってるカノンフォートだってそんなに高い印象はないんですが……。

しかし本当に低いのかもしれませんね。
ホントにパラライザーで弱らせたからこそベア部隊撃破のような事ができた。
このシーンは別にヘル・ディガンナーの動きが良いわけではなくて、ベア側が弱っており動きが緩慢。
それゆえ相対的にヘル・ディガンナーが良いように見えただけ……。

緒戦の苦い経験から共和国軍はそれを知った。そしてパラライザーを警戒するようになった。
これにより先制で敵を弱らせる戦法は使い辛くなってしまった。
なので「機動性の悪いヘル・ディガンナー」という評価になっているのかも。

まぁ、パラライザーは格闘戦を挑む際にのみ使う特殊装備。
なのでこれが使えなくなっても致命的ではない。基本的にヘル・ディガンナーはゲリラとして潜伏や潜入をして背中の集光ビーム砲で倒すのが基本コンセプト。
緒戦を越えた時期からは画面に写る事が減ったヘル・ディガンナーですが、このように地味ながら重要な任務についていたのだと推測します。


パラライザーはどういったメカニズムか。
これはクラブラスター、デストゲラー、ギル・ベイダーが装備した金属を溶解する液に近いものじゃないかな?


こうすると技術が繋がってくる感じがして面白いです。

ヘル・ディガンナーもなかなか面白い事情が見えてくるなあ。
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コメント

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最高速度という言葉を聞くといつも疑問に思うことなんですが、最高速度=いつもそのスピードで動いている。みたいな感じになっているものが多いと思う。
個人的なイメージなんですがベアは最高速度は200kmでもそこに達するまでに時間がかかる、対してヘルディガンナーは130kmしか出ないが初速から結構な加速ができる。例えるなら初代マリオカートのクッパとヨッシーみたいな(わかる人いるかな?)感じだと思ってます。

No title

クマの走る持久力ってどんなものなんでしょうね?
私はイヌについては大好きなリカオンのイメージが強いから、イヌ、クマ、ネコの順で高持久力のイメージでした。

ヘルディガンナーはただ静止してる状態ですっごくサマになってるカッコいい傑作ゾイドですが、こうしてみると動的なジオラマでは違和感が出てしまうゾイドでもあるな、と思いました。しっぽが浮いてる感が。
バリゲーターと違ってジオラマ作成班泣かせだったかもしれませんね。

No title

パラライザーはSFだとポピュラーな麻痺光線銃ですよ。現実の兵器で例えると対人用の非致死性ダズラーが近いかな?
コロコロ掲載分では対歩兵用兵器という記事もあったそうですが、何かとヒール的な暗黒軍にしては有情ですね

No title

尾部銃座に人が乗っかった状態でベア部隊に突っ込んで行ってるのがすごい。

No title

即出ですがベアファイターは瞬発力にたけていて反面持久力はコマンドウルフやハウンドソルジャーに劣るってイメージですね

とはいえ格闘戦ならオオカミ型よりつよそうなイメージがあるのにこうも一方的に・・・
瞬発力もパワーもヘルディガンナーより上なイメージがあるのですがコレがパライザーの威力なのかしら

No title

>スカトロンガーさん
わかります。加速力、大事ですね。
カノントータスなんかも最高速度は100km/hを超えますが、加速力が低いので鈍重な評価なんでしょうね。

さてベアファイターですが実際のクマは結構な加速力があるので高いと思っています。
逆にクマは下り坂での移動が苦手だそうです。
なのであんがい中央大陸でも形成に寄っては不利になるのかな、と思って居たりします。
この辺のデータもあると良いんですけどねー。

>マーネイスさん
持久力のデータはぜひとも欲しいですね。
更にイヌも種類に寄って様々かもしれませんね。

バリゲーターは仰る通りジオラマ映えしすぎるゆえにああなったんでしょうね。
でも幸せなゾイドだなあと思いますw

>No Nameさん
コロコロは89年2月号ですね。
この磁気なのでまだ設定が完全にできてなかったんでしょうね。
ディオハリコン部分も「夜光塗料を塗ってる」と書かれていました。
しかしあの大きさで対人用兵器だったらやば過ぎる気がします・・・。

>No Nameさん
そ、そういえば確かに!!
しかも撃ってないので、別に何をするわけでもなく単に座ってるだけなのが面白い!
新たなる懲罰席の爆誕ですな。

>ヒューイさん
ベアファイターはやっぱりクマなので格闘戦では強烈な強さを発揮するでしょうね。
多少のダメージを与えたところで逆に怒り来るって反撃しそうだし。

暗黒軍は戦い方が上手いので、この戦いも理想的に推移させたんでしょうねー。
凄いです。
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