勝つためには手段を選ばない

西方大陸戦争のボスゾイド、凶戦士・デススティンガーを描きました。


ウミサソリ形態

ながーい。

そして…、

サソリ形態


HMM版の周囲に広がったような脚も不気味で凄く好きなんですが、今回はあくまでトミー版の形状を再現しています。
HMMと比べると脚が非常に小さい。でも、これはこれでそれゆえの不気味さがあってゾクゾクしますね。

デススティンガーは2000年開催のゾイドデザインコンテストの大賞が元になってるんですよねー。
新世紀ではデススティンガー、エレファンダー、ライガーゼロイクスがユーザー発案のゾイドだったと思います。
(他にもあるかな?)
メカ生体の頃はバリゲーター、ブラックライモス、バトルローバーとゼンマイ系ばかりだったのに、新世紀ではいずれも電動の強力機。
扱いが大きく向上したのが大きな特徴です。
中でもデススティンガーは西方大陸でのラスボスも務めたわけだから、凄まじいことです。

更に改造コンテストでの最優秀作品として選ばれたデススティンガー改造機「キラー・フロム・ザ・ダーク」も量産型デススティンガーとしてバトストに登場しました。
デススティンガーはユーザーが非常に大きな影響を与えたゾイドと言えるでしょう。

さてゾイドデザインコンテストの大賞発表時には「ブルーマリンスティンガー」という名前で「共和国側」として掲載されていたと記憶しています。
それがなぜか帝国側として完成してしまった…なぜだ…。
バトストと照らし合わせて考えると、うーん…。

~妄想~
本機は、当初は共和国側でウミサソリ型水陸両用ゾイド・ブルーマリンスティンガーとして開発されていた。
ウルトラザウルス激減で海軍力が大きく低下した共和国軍。ブラキオス、シンカーを擁する帝国海軍に大苦戦は必至。
西方大陸戦争は大陸間を移動し物資を輸送しなければならない。つまり海上を移動する輸送船の護衛が必須なわけだが…、バリゲーターでは守りきれないだろう…。
そんなわけでブラキオス、シンカー、そして将来的に復活するかもしれないウオディックに勝てる海戦用ゾイドが望まれたのである。

開発は「A案:水空両用の中型ゾイド」これはシンカーの拡大発展版とも言うべきゾイドで後のハンマーヘッドである……と、「B案:水陸両用の大型ゾイド」これはバリゲーターの拡大発展版と言うべきゾイドでブルーマリンスティンガーである……のニ案で進められた。
この内、A案のハンマーヘッドは中型ということもありブルーマリンスティンガーに比して順調に開発が進んだ。能力は申し分ない仕上がりになりそうであった。その分、中型機としては高コストで生産性も低い…が、それでも大型機よりはマシである。
こうしてA案が本命となりB案は凍結される運びになった……。

しかし思わぬところで本機は復活する。
プロイツェンがその野望の一環として制空権を明け渡す「ストームソーダー」のデータを共和国側に流す計画を発動した。
入念な裏工作が行われ、ストームソーダーの試作機とデータを共和国側に渡す。その代わりにブルーマリンスティンガーのデータが帝国側に渡されることになった。

この時点での、ブルーマリンスティンガーの性能は大きさ相応といったところ。
強力機には違いないが、そこまで抜きん出てはいない。
仮に帝国側が独自技術を加えて完成させたとして、新鋭機ハンマーヘッドをもってすれば充分に対抗可能であろうと思えた。
それゆえ、制空権が会得できるならこの程度の損失は許容と判断したのである。

しかし帝国軍は予想外の行為に出る…。
ガリル遺跡で発掘したゾイドコアを本機に移植し[真オーガノイド]として本来ならありえないスペックで完成させたのである……。



性能大陸戦争というのはプロイツェンの意志が大きく働いた戦争であります。
また共和国側も一枚岩だったかというとそうではないと思う。
旧大戦の中央大陸戦争で、中央大陸全土は共和国になりました。
ゼネバス帝国軍はどうなったか。
暗黒軍に吸収されたものと、共和国軍に吸収されたものが半々だと思います。
前者はゼネバス皇帝を人質にとられてやむなく。後者は打倒ガイロス帝国とゼネバス皇帝救出を心のよりどころにして戦ったと思う。
さて旧大戦の終焉は彗星衝突。このやむない事情があったとはいえ、ゼネバス皇帝救出は結果として言えば叶わなかった。
旧ゼネバス帝国出身の者には、ヘリック共和国に対して複雑な感情を抱く者も居たんじゃないかなぁ……。
そんなわけでガイロス側と接触したりする一部の勢力が居てもおかしくないかも。そこからパイプができて、このような裏取引が行われたりしたのかも……。とか思ったりしました。



デススティンガーは上からも描きました。これはウミサソリ体形のみですが。
デススティンガーはこっちの方が形状が分かりやすいですな。
ハサミの分厚そうなところが好みです。

そんなわけでデススティンガーでした!
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コメント

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No title

デススティンガーのデザインはカッコイイと思うと
同時に不気味にも感じますね。
バトストでの活躍は今でも印象深いです。

量産試作機であるKFDは
迷彩塗装と追加装備の数々が印象的でした。
FB3に「同胞以外の味方(ガイロス帝国)にも
この軍事機密は渡せない。」という記述があった事を考えると、
KFDを開発したのは実は鉄竜騎兵団で、
ニクシー基地上陸作戦自体もガイロス軍ではなく
鉄竜騎兵団が行っていたのかもしれないですね。

当時の共和国軍に関しては
PSゾイド2のクラッツやゾイドVSのレザールの例があるので、
共和国軍が一枚岩だったかというとそうでもなさそうですね。
共和国軍内での旧ゼネバス領出身者の扱いは
ガイロス軍程ではないにしても
ルイーズの目が届かない所での差別等はあったかと思います。
鉄竜騎兵団がデルポイ大陸侵攻をスムーズに行えたのは
共和国軍内に協力者がいたからという可能性もありそうです。

No title

ライガーゼロイクスの開発には共和国内の旧ゼネバス技術者のデーターの横流しがあったってありましたからね

ただ、個人的にはプロィツェンにとってストームソーダーの開発(中型高度航空支配型)は想定外だったと思います
多分、帝国側としては自分達の技術者と同じ考え方(生産性無視の高性能ゾイド)や前大戦のギルの存在から大型旗艦型航空ゾイドへの技術立証に使うと思ってたのではないかと思いました

プロィツェン的には西方大陸を手放すとは思えず、開戦当初のプランは中央大陸の西側付近に橋頭保を気づいてからの反乱だと仮定しました
西方大陸には古代遺跡が多く下手に両国に残すリスクを冒すとは思えなかったです。
また、そのタイミングなら西方大陸を拠点に戦力回復の拠点化とトライアングルダラスで両国の分断により最終的に攻め落とせる算段になっていたと思います
結局ストームソーダーの影響で共和国の反撃に時間が得られ、第2プランの暗黒大陸決戦に持ち込まれてしまいますが

また、シュトルヒやグレイブクアマみたいに低高度機の開発もSSの戦闘力から高空機の開発に歯止めがかかったと思いました


No title

レドラーを超える飛行ゾイドの開発が共和国にとってはストームソーダーは喉から手が出るほど欲しかったんでしょうけど・・・よもや交換されたかもしれないゾイドがこんな超強力ゾイドになろうとはw

Eシールド、格闘能力、荷電収支砲
どれをとってもデススティンガーは高性能ですね
オマケに水陸両用ときたもんだ
ヘタするとデスザウラーより強力かも・・・PSゾイド2では間違いなくデスザウラーをも凌駕する存在でしたけれどもw

No title

デススティンガーは第2期シリーズで最初の巨大ゾイドという意味でも印象深いです。
デザインも文句なく格好いいのですが、カラーリングとしては通常型よりも旧ゼネバスカラーを彷彿とさせるZS(ザルカスペシャル)タイプの方が好きです。ゼネバス後期のデスザウラーカラーも似合うと思うのですが…

まあ、コンテスト→商品化の流れを共和国→帝国の開発経緯にまで反映させるのはちょっと無理があるかなと思うので、自分はそこはあまり気にしません(笑)が、仮定として考えるならnoir wizardさんがご指摘の通り、オーダイン・クラッツのような人物が絡んでいたと考えると面白そうですね。

最後に、ウミサソリ形態の上面図はVARY GOODです。実に格好いい!
デススティンガーウミサソリ形態の洋上艦隊を上空からサラマンダー哨戒機が捉えたという場面をバトストで見てみたい。スフィウスさんどうでしょう?w

No title

>noir wizardさん
めっちゃ不気味ですよね。
バトストでの設定、ストーリーもそうなんですが、デザインも凄く不気味。
やはり装甲を外した時の生々しい目の感じとかが凄いです。

KFDは妄想はかどりますねー。
あの辺の展開はプロイツェンの野望を達成するべく大事な磁気だったと思うので、開発の主導権も握っていたのかもしれませんね。

また共和国軍の事情も妄想するとすごく面白いです。
複雑な事情が絡みあった新世紀時代なので、難しいけどそれに比例してやはり面白い!

>デスペラードさん
西方大陸を明け渡した事情は確かに不思議ですよね。
プロイツェンの策略はまだまだ読み解くのに時間がかかりそうです!

>ヒューイさん
共和国軍はストソ配備で戦線を好転させ、そしてブルーマリンスティンガー改であるところのデススティンガーで惑星Ziそのものを壊されかけた…。
何とも皮肉というか・・・凄まじい事ですね。
あのまま増殖していたら水陸両用性能を活かして海を越え他の大陸にも進出していたでしょうねえ。

デスザウラーとの性能比較はいずれやってみたいですね。

>ネームレス Mk-II 量産型さん
色については分かりますね。
派手で毒々しイメージは良いんですけどねー…、やっぱり奇抜だなとは思ってしまいます。

コンテストの流れを無理くり解釈して組み込む。こういうのはバトリサ1-3巻でめっちゃ多用していたので(笑)、今回も取り込んでいきたいなあ。

No title

きっと触れてはいけないのは、海戦用ゾイドに限定していたらウルトラの砲撃も届かない深海から海面に向けて荷電粒子砲を放つだけで共和国軍を壊滅させていたと思える点ですね。

装甲等はデスザウラー並みなのは変わっていないのならKFDでも陸に上がらなければハンマーヘッドですら装甲の継ぎ目は狙えそうもないですし(バイキングランスはそのため?)。海戦最強ゾイドにはなれたのではないかと。
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