バーンとガトリングフォックスのこれから

10話の補足的な話題です。
バーンとガトリングフォックスを考えます。

バーン・ブラッドはジャミンガ退治を軸に生活しているようである。
改めてナルホドと思えた仕事です。
帝国を離反したバーンにはピッタリな仕事だし、本作の世界観「ジャミンガに脅かされる人々」をよく描いていると思う。

ところで駆除業務というのは難しい問題で、完全駆除を目標としつつも達成すると失業してしまう。そんなジレンマが付きまといます。
まぁ、当面はジャミンガの数も多いし大丈夫かな。
まだまだ仕事は多そう。問題が起こるとしても随分先でしょう。

ジャミンガが居なければ人々の生活は安全に行動できる範囲の増加から劇的に向上するはず。
それは社会が変化するということ。
その時はまた新しい仕事を見つけることも可能かな。そうなる事を願いましょう。

しかしジャミンガ退治はバーンにピッタリな仕事ではあるが、決して楽ではないだろうなぁ。

依頼をもらうにはやはり信頼が必要。この場合、信頼というのはジャミンガを倒せる力があることです。
丸腰ではいくら「ジャミンガ退治請け負うぜ」と宣伝した所で依頼は来ないでしょう。
バーンはガトリングフォックスを持っている。力の証明は容易い。だから信頼を得て依頼を受けることができるのでしょう。
しかしそれはまた、ガトリングフォックスを人目にさらすことでもあります。

バーンとフォックスがジャミンガ退治で評判になれば、それだけ彼に舞い込む依頼も増えるでしょう。
収入が増えれば生活が安定し、フォックスの整備にかける費用も捻出できる。
しかし一方で、評判になるというのは帝国軍の目にも触れやすいことが避けられない。

劇中の帝国軍の悪どい行動からすると、今後は「バーン・ブラッドにジャミンガ退治を依頼した町は帝国に敵対したとみなす。よって攻撃対象とする」とかのお触れを出しそうでもある……。
そうなるといよいよバーンは干上がりそうな気も……。


帝国軍はバーンを制裁したいわけじゃない。いやそれもあるだろうがあくまでサブ目的に過ぎない。
メインの目的はガトリングフォックスの回収。ガトリングフォックスの「光学迷彩をはじめとする技術を共和国に渡したくない」からこそ躍起になっているのでしょう。

最新鋭の機密情報満載の兵器。
まぁ、そりゃあ大変だよなぁ……。

敵に情報が渡る……、鹵獲というとやはり私は零戦…ゼロ戦を思い出します。

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1944年6月サイパン島アスリート飛行場において、激しい、しかし奇妙な戦いが続いていた。
日本兵が命をかけて目指したのは一群の零戦の破壊であり……、米兵の目的はそのゼロの死守であった。
10日に渡る激戦の後、米軍は21機のゼロの鹵獲に成功した。そのほとんどは最新鋭の52型であった。
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太平洋戦争緒戦時、零戦は「21型」でした。これは大活躍し連合軍を震撼させた。
21型は次第に攻略法が発見され無敵ではなくなったのですが、そんな折に登場したのが改良型の零戦「52型」です。連合軍は「新型ゼロ現る!」として大いに警戒したのでした。
しかし悲しいかな、その52型は早々に大量鹵獲されてしまった……。
鹵獲機は性能試験や模擬空戦に使われ、攻略に大いに活かされたのでありました。

実は零戦はこの2年前の時点で既に「21型」が鹵獲され性能詳細が明かされていました。
それにより先に書いた通り空戦で無敵ではなくなっていた。
52型は新型といっても所詮はやはり改良に過ぎません。根本的には同じ飛行機なので、別物の様に向上するわけではない。
にも関らず、その鹵獲を巡って10日に渡る激戦を展開。
兵器というのは「少しでも違いがあるなら絶対に秘密を守らなければならない」ことがよく分かります。

まして改良型などではない。全く新設計のしかも新技術を投入した最新鋭機だとどうなるか。


ガトリングフォックス。
例えるならどうなるかなぁ。
現在地球の最新最強戦闘機であるところのF-22やF-35は第5世代ジェット戦闘機と呼ばれます。第5世代の目玉装備は何といってもステルス性。
F-22は特に「航空支配戦闘機」とさえ呼ばれる圧倒的強さを誇示しています。

しかし実はこれを超える第6世代戦闘機の開発も既に始まっており、米、露、中、日などで日夜研究や試作が続いています。
第6世代はカウンターステルス能力(ステルス機を発見できる能力)やレーザー兵器を搭載した、まさに超未来的な性能を持ちます。
SF映画やアニメで出てきた装備が現実になろうとしているのだ。
第5世代戦闘機でさえまだ数えるほどしか存在しないのに、それを超える第6世代とは凄いよなぁ……。
(現在各国で主力となっているF-15EやSu-34やF-2などは4.5世代機。国によってはF-15やSu-27などの第4世代機もまだまだ現役で使用されている)

ガトリングフォックスは、現代地球でいうと第6世代戦闘機の試作機が離反したような状況ではないかな……。
超超機密情報の固まり。そりゃぁ躍起になって追うよなぁと思う。
今後、ますますバーンに対する追撃は激しさを増しそうな気がします。

バーンが安全になろうと思えば、共和国側に亡命する事かなぁ。
かつてMig-25で西側に亡命したベレンコ氏のように。
ただ、そうなればやはりガトリングフォックスとは離れ離れになるだろうし、ガトリングフォックスは解体されて徹底的に調査れたりするだろうし、やはりそこがネックか……。
極限状態になるとやはり人は自分の命を優先するもの。
しかし相棒と誓ったゾイドだから、バーンとフォックスの絆が今まさに試されようとしているんだろうなぁ。


可能性があるとすれば……、レオやサリーが正式に共和国側の人物になり、しかもある程度の発言が許される地位になる事でしょうか。
そうなった時に亡命する。同時に「バーンとガトリングフォックスにはずいぶん世話になっているから」と便宜を計らってもらう。
そこにワンチャンスあるかなとは思う。

レオやサリーがそうした地位になれる可能性はあると思う。
ただ状況から考えればそうなる理屈があると言うだけで、現実的にそうなる事はなさそうでもある。
共和国は国益の為に特にサリーは共和国側に正式に引き入れたいでしょう。素晴らしい待遇で誘うこともあり得ると思う。彼女への配慮で「レオとバズも同じ待遇にするからどうだい?」という提案(ゆざぶり)もするかもしれない。
アイセルはその準備として共和国に好意を抱かせる任務を担っているのかも……。
これが理屈です。

ただ、たしかに状況を考えればそうした提案がされる可能性は充分にある。
しかしレオは「じゃあ共和国側に正式につきます」とは言わないと思う。
レオはかなりしっかりした考えと芯の強さを持っているので、共和国に感謝はしつつも正式にそこに入る事は断りそう。レオが行かないならサリーも行かないと思う。
よってバーンが頼る状況も難しい。
そう思います。


あるいはもう一つの可能性は……、ジェノスピノが完成して帝国軍が「ハハハこれで我が軍は最強だ! ジェノスピノが居ればガトリングフォックスなぞもうどうでも良いわ!!」となる事かなぁ。
こうなってくれれば見逃されるかも……。
こちらの方が可能性が高いかなー。

ただ、これはこれでなぁ。
最強ゾイドを手に入れた帝国軍は全面開戦を決意するかもしれない。
戦争の激化は避けられないわけで、自分たちの安全の為に帝国軍の暴走を願うというのもちょっと違う気はする。


色々と考えると、何ともバーンは辛い状況になっているなぁと思う。凄く思う。
でも、それでも険しい道をあえて選んだ彼は報われて欲しいと強く思うなぁ。

さてさて、いよいよジェノスピノの復活も近い状況。
その戦力や如何に。
帝国と共和国に与える影響は。レオ達に与える影響は。そしてバーンに与える影響は。
今後の展開に期待しています。
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