完全野生体VS牧場育ち

ここのところ書いている完全野生体の記事について、なるほどー!!!と思う意見を頂戴しました。

今までの記事をざくっとまとめると
人の手がかからない完全野生体は強い。
一方、人の手でゾイド牧場を運営し個体を増やすようになると闘争本能は衰え弱体化する。
ただし…、「少数の強力ゾイド」か「それなりの強さと安定した数の供給」を考えれば後者になるであろうと。
そういう感じでした。

それに対して頂いたレスが
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数十年以上のゾイド牧畜の経験があるのなら、幼生体時代から「戦士としての訓練」を飼っているゾイドに積み重ねさせるのも可能ではないでしょうか。
完全野生体は確かにハングリー精神や本能のままの荒々しさは凄いはずです。
その反面、成長時に適切な栄養や休息を得られておらず、理想的な期待値ほどの発育具合に成長していない固体が多いと思います。
米軍特殊部隊のようなエリート兵士を育成するみたいに、厳しい訓練をゾイドに課し、かつ栄養価の高い食事と適切な休息を与える。
いわばゾイドのパーフェクトソルジャーを育てるカリキュラムで育てるのならば、両者の差は「荒々しく奔放な動きの完全野生体」と「洗練された動きの養殖体」という、タイプの違いでしか無くなるんじゃないでしょうか。
生死がかかった環境で生き抜いた野生体のほうがギリギリの条件では上でしょうが、人にリンクしやすいのは人に育てられた養殖体のほうですし、パイロットが乗った場合はそのパイロットの技量で補えるかもしれませんね。(逆に野生体のほうは動きの支配権が6対4くらいでゾイドのほうが握ってる?)
バトスト中で完全野生体にこだわる文章が無くなっていったのは、裏でゾイドの戦士教練技術が発展して、野生体に張り合える養殖体が出来るようになったから特に書かれなくなったのかもと想像します。

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というものです。
これはその通りだと思いました!
その方向が見えていなかった…。
「完全野生体だから荒々しい闘争本能があって強いに決まってる」という決めつけを持っていました。

無意識に野生で生きる方が強い筈だと思っちゃいがちですね…。
美味しんぼの山岡士郎じゃないんだから、もうちょっと柔軟な思考を持つべきでありました。
養殖、牧場育ちだから絶対にダメというわけじゃないんですね。
そりゃ、そうだよなぁ。

野生だと栄養が十分に取れない場合があって…、その場合は闘争本能以前に十分なパワーがない可能性も。
野生動物だと「群れ」を作る事もあると思います。
その中のリーダー格の個体に関していえば、
「強いからこそリーダーになれている」「リーダーなので食料などは優先的に取れる」
という事情があって超強力個体になっているかも。

ただしその他の個体は……、十分な栄養と適切な訓練を受けている牧場育ちに劣っているかも。

野生の一部の個体や優秀な群れ>牧場育ちの個体>野生のその他の個体
くらいの感じかなぁと思いました。

牧場での訓練はどのようなプログラムかな?
第一段階として、若い頃から人の側において慣れさせる。
第二段階として、慣れたところで一緒に戦闘訓練。
という感じかなぁ。
ガリウスやグライドラーなんかの退役した戦闘ゾイドが牧場内の野性体の訓練を担っていたのかも……。

ただし、ゾイド戦史を見ているとメカ生体にしろ機獣新世紀にしろ後年に行くにしたがって「精神リンク」は廃れていっている感じがします。
メカ生体ではゴジュラスは量産型になってから荒々しさをまるで感じなくなったし(ゾイドバトルリサーチでは「精神リンクを制御するコンバーター」が付いたと推測している)、末期のキメラやTFゾイドなんかは精神リンクで動かすイメージはないなぁ……。
新世紀も最終的にブロックスが主力になるのでこれまた……。

なので、牧場において精神リンクがどの程度重視されていたかについてなどは、まだまだ考えていきたいなあと思います。
それにしても面白いテーマですね。
これはまだまだ書いていきたいです。
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コメント

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No title

そういえば、機獣新世紀の公式ファンブック一巻に「共和国は個体差を活かしたゾイドの利用を行っている」というような文章があったように記憶しています。
帝国はその逆で質を揃える感じだったでしょうか?
残念ながら、公式ファンブックは手放してしまったので今は分かりませんが。
おのれ、昔の自分orz
か、買い戻したい……!

ともあれ。という事は。
むしろその、「牧場で鍛えている」をメインで実践しているのは帝国の方かも知れませんね。
個人的なイメージですが、共和国の方は牧場というより「国立公園」的なゾイドの育成方法を試みているのかなと考えてみました。

No title

多分、ゾイドの種類によっても訓練しやすいのとしにくいのがあるでしょうね。
コマンドウルフ系はオオカミ種ですが、オオカミが人に飼われて犬になったように
後期のコマンドウルフは「コマンドドッグ」と呼ばれてもいいくらい人に
慣れていたかも知れません(苦笑)。
ずっとメイン量産機でいたのも、その人間に従う忠実な性質と、特殊な仕事に
ついている犬の訓練方法がほぼそのまま転用できたのが大きかったからとか。
ゴジュラスも、「神族に飼われていた」ということを他の方のコメントで
知ったのですが、それなら長い年月の間に人とコミュニケーションを取りやすい
ゾイドになったことが、長期間現役ゾイドに採用され続けた理由の一つであるのかなと
思いました。
デスザウラーの野生体はそうとう凶暴そうですし、ゾイド操作システムの発達があってこそ
そのような苛烈な精神のゾイドも兵器として使用可能になっていったんでしょうね。
共和国の訓練方法は動物を訓練するのとほぼ同じ内容で、帝国は精神操作システムを
介しての、操って動きを教え込む方法を取っていたりと違いがありそうですね。

No title

確かメトロゲージと言う名の生息地域が旧シリーズにありましたから種類ごとにほぼ放し飼いにしつつ、ある程度の生息域の隔離や間引き、えさの提供などをしていたんでしょうね<アロザウラーやレイノスに説明の保護政策と思われます

パワーアシストやエネルギタンクや伝達路など技術の進歩が生命力(強心剤のようなものや修復装置)や出力を確保すれば、むしろ過剰な能力や闘争本能は操縦性の悪化につながりますからね

冷静に考えたら完全野生体って人の手が入ってないことから、未踏地域の奥にいるような存在ってことですよね

No title

背びれのビーム砲、ゾイドフューザーズのセイスモサウルスみたいに
曲がる砲撃するんですかねぇ?気になります。

No title

書いてるところ間違えたので削除お願いします。

No title

>やまさん
ファンブック1巻の共和国記述は大体そんな感じですね。
(このままいけばプレミアは進む一方なので今のうちに確保されたほうが良いかと!)

帝国は正確に言うと質と言うより「均一であること」を求めている感じですね。
思想が見えて面白いです。
とはいえ、実際の戦場を見るとこう書かれているほどの差はないようにも見えます。

帝国は均一であることを求めている。とすればトレーニングは一定レベルにまでは必ず到達するようにしている。
共和国は管理者によってまちまち(ただし総じて管理者の精度は高い)じゃないかなーと推測しました。

>Jスターさん
種によってやりやすい/困難なものはあるでしょうねー。
コマンドウルフなどのイヌ系は仰るとおり従順だと思います。
猫は大変そうだなー。

デスザウラーとかはアビオニクスの発展なくしては絶対に兵器化できなかったでしょうね。
唯一だけ操縦制御システムなしでも乗りこなせるパイロットが居るとすればトビー・ダンカンくらいか・・・。

>デスペラードさん
野生ゾイド生息域は幾つか設定されていますね。
帝国領には「タイガーゲージ」もありました。
このような地域に放牧していた…というのも面白い考えですねぇ!
牧場よりもずっと広大な感じ…。

>さいれんとさん
ゼログライジスについてですね。せっかくなので残しておきます!
(サイド削除希望の場合はお手数ですが仰ってくださいませ)

あの方向だと飛行ゾイドか背面から迫る敵にしか使えない。
それなのにあの規模の砲を並べているのはちょっとおかしい。
なので、推測されている通り曲げて撃てるんじゃないかなあと推測しています。

もしくは・・・、口からも超威力の砲を撃てるようです。
なので、その発射後の廃熱などを放出する機構なのかも…とも思っています。
ああ早く詳細が知りたい!
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