Hasta la vista, baby.

今日もスパイカーの余談を続けます。

昨日はカタログの微妙な色の差について書きました。
色の差は他のカタログでもあります。


このカタログ(1987年2月版)にも微妙な色違いがver.あります。
ただし、このカタログはおそらくメカ生体ゾイドの中では最も頻繁に見かけるものです。
ゾイドが超超盛り上がり売れまくっていた時期のカタログなので、増刷もされまくったのでしょう。
使用された期間も長いです。


比べてください。右の方はちょっと紫っぽいですね。
色の違いだけでなく、印刷位置も少し違います。
「D-DAY」や「TOMY ZOIDS」で比べると分かりやすいんですが、左の方が上に寄っています。

把握している限りでは「同じ(内容に一切の差がない)カタログだが色合いが違う」のは昨日紹介したゾイドマンモスのとこのディメトロドンのやつの二種類。
他は……、どうなのかなぁ。

いやー、もうきりがないですよ。マジで勘弁して欲しいくらい沼。ズブズブ沈んでいく。
気付いてしまったからにはもう、どこまでも沈んでいくしかねえ。

『特にラストシーンで三式が親指を立てながら沼に沈んでいくシーンは涙無しには見られなかった』


箱について


今回入手した箱上面には型番「RMZ-09」が書かれているんですが、めっちゃちっちゃい!
もうちょっと大きく書けばいいのに。

ただしこのクラスのゾイドの箱は販売中に何度かレイアウトが変わっている場合があります。


フロレシオスの箱と並べてみよう。
フロレシオスの発売日はスパイカーと同日ですが、これは後期生産版。
型番「RMZ-10」が書かれている場所に注目してください。大きいです。
その他にも細かな違いがあります。
こちらも沼ですねえ……。


ところでフロレシオスは骨ゾイドの最終号機であり、骨ゾイドの中では群を抜いてデカイ。
なので箱も他に比べてブ厚めです。

話を型番に戻します。
型番は……、なんで最初小さかったのかな。
おそらく、元々はトミー側で製品を管理するための番号だった。だからアピールするようなものではなく、小さかった。
しかしゾイド世界がミリタリー感を増すにつれて「ミリタリー感を演出する型式番号」として利用されプッシュされるようになった。
それゆえ大きくなった……という事じゃないかなぁ……と想像します。

もっともミリタリー感の増大に型式番号がどれほど貢献したかは微妙です。
バトストを見ると、たとえばマッドサンダー(RBOZ-008)にRBOZ-001(ビガザウロの型番)のシールが貼ってあるなんていうのはざら。
酷いのになると共和国機なのに「EPZ」と貼られていたり、そんな感じ。
どちらかというと深く考えられてはいなくて、「でかい数字や文字が書き入れてあればそれっぽくてカッコいい」というノリな気がします。


でも実際、でっかい数字や文字があるとゾイドって凄くそれっぽくてカッコいいんだよなぁ。


余談ですが、型式番号はメカ生体ゾイド時代は「RMZ-09」「E24-1」のように型番を見ればある程度の内容が分かるようになっていますね。
RはRepublicすなわち共和国。Mはマイクロユニット(マイクロゼンマイ)、Zはゾイド。つまり「共和国のマイクロユニット級ゾイドとして9番目に開発されたゾイド」という内訳。

これは旧日本海軍の飛行機の型式に似ています。例えば零式艦上戦闘機(零戦)は「A6M2」の型番をもちます。
Aは空母運用可能な「艦上戦闘機」を、6は計画された順番を、Mは開発した三菱重工を示します。
つまりA6Mは「日本海軍が6番目に計画した艦上戦闘機で、開発は三菱重工が行った」という情報が読めるわけです。
末尾の2は何タイプ目かを示します。零戦は試作機がA6M1の型番を持っていて、そこから改良を経た制式機がA6M2というわけ。

対して機獣新世紀ゾイドは「RZ-001」「EZ-004」とかのシンプルな形になりました。
これは旧日本陸軍の飛行機の型式に似ています。
陸軍の型番は「キ44」「キ61」のような感じでとてもシンプル。
これは「陸軍が44番目に計画した飛行機」「陸軍が61番目に計画した飛行機」を意味します。
陸軍では戦闘機・爆撃機・偵察機・連絡機などの区分を一切せずに型番をつけています。
機獣新世紀ゾイドのシンプルな型式はこれに近いかな。

難点は帝国と共和国で通しナンバーを共用しているのが丸分かりな所かな。
メカ生体でも所期を除けば共用しているんですが、型番が複雑なので上手くごまかせていると思います。

機獣新世紀ゾイドはメカ生体時とは対照的に、型式番号をキッチリ扱うことにはこだわったようで、各機にキレイに貼ってあります。



その分「56」「21」とかの、謎の大きな数字は少なめになった。


個人的にはシールの貼り方はメカ生体の方が好きかなーと言う感じでもある。
たしかに型番の扱いは新世紀が圧倒的に厳格。
でも意地悪な事を言うと、型番を機体にでっかく書き入れる意味って「?」なんですよね。


こちらはF-16戦闘機の試作機で尾翼に大きく「YF-16」と入っています。
(Yは制式採用前の試作機を示す記号。また奥は競合機のYF-17)

試作機なのでデモンストレーションの飛行で「俺はF-16だ。こんなに飛行性能が凄いんだ」と印象付ける必要があるからこうなってる。
でも制式採用後だとF-16と大きく書き入れられることはありません。
何故って「そんなもん分かってるわ」という話だから。

部隊番号やなんかの数字はでっかく入る事もあるんですが。
というわけで個人的には新世紀の型番を強調したシール張りはそれはそれで凄くカッコいいけど試作機のデモンストレーションっぽい印象も受けてしまうわけであります。

もっともこれはあくまで「個人的に」という話で、新世紀になれた目で見ればメカ生体について「なんで違う型番貼ってんねん!!!」なツッコミもあるとは思うんですが。

好みはどちらでしょう。

ということでもはやスパイカーから話が全然遠ざかってしまったんですが、色んな余談でした。
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コメント

非公開コメント

No title

サムズアップで溶鉱炉に沈んでいくのはカッコイイですが、泥沼に沈んでいくのはデスタンクだけで十分ですよ…


さて、ゾイドの型式番号で一番謎なのは、「なんで共和国と帝国で連番になっているんやねん!」という点ですね。まるで、米軍とソ連軍で番号が続いているようなもので変ですね。むしろ、ソ連の「Mil-24D」とNATOコードネームの「ハインドD」のように違う名称が付けられてもおかしくないくらいなのですが。

この点は、勢力ごと(場合によっては開発元ごと)に型式番号が違うモビルスーツの方が、設定としてはしっかりしていますね。ゾイドの世界には、ゾイドの国際登記所でもあるのでしょうか(笑

もっとも、デカデカと軍用ペイントっぽいフォントで数字が貼られるのがカッコイイのは賛同できます。設定より、玩具の都合と割り切るのが一番正しいんでしょう。それならば、ゾイド星数字ではなく地球数字を使っている説明にもなりますw

No title

個人的に番方やコーションマークの類は総合的に新世紀の圧勝です。
素晴らしい。
ただブキヤは最初この辺分かってませんでしたね。

思えば新世紀では公式はもったいないことをしてました。
新旧でデザインが一新されたということは
旧デザインを使うことで古さを表現できるということです。

サラマンダー以外の一部ゾイドにも旧デカール同梱して
そういう老齢機体も参戦したと一文があればゾイドの夢がどれほど広がったことか。

No title

>ネームレス Mk-II 量産型さん

沼の中よりお返事。

型番は難しいですよねぇ。どういう解釈をしたものかな。
旧時代から変わっているのもよくよく考えると謎なんですよね。

うまい解釈はないものかなぁ…。

>NoNameさん
新世紀は書くゾイドの形に合わせたシールを用意しているのが好きでした。
たとえばウルトラザウルスだと飛行甲板に貼るためのシールがあったりするんですよね。
この辺が旧時代はなかった。テキトーに貼っとけよというノリでした。
さすがは「再販」なので機体形状も分かってる。なので出来た配慮と言えるかも。

デカールの遣い方は仰るとおりかもしれませんね。
突き詰めればもうちょっと上手い動かし方があったかも。
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